【10月4日(土) 日本橋劇場にて】 西塔紅美 『連獅子』 胡蝶
(前回のつづき)
まずは、横から見た図。
次に、後ろから見た図。
そして、袖には、牡丹と蝶の刺繍![]()
昔から、獅子と牡丹と蝶は、深い関係があるのだそう。
このお着物、一人一人の体に合わせて、手縫いだそうです。
カツラも、このときのためだけに、ひとつひとつ、職人さんの手作り。
一度きり、だなんて、少し、もったいなくも感じますね。
だけど、こうやって、過ぎて行く毎日も、
今の、このときも、全てのことが、一度きり。
そう思うと、いつもは気にもとめない、小さなことや
そばにある、たくさんのものたちが、
ほんの少し、愛おしく、思えてきませんか?
なんでも簡単に、楽に、できることが増えた現在
時間をかけてつくられる、伝統の技術に、
なにか、大切なことを、思い出させてもらえた気がします。
カツラと頭のズレてる境目の写真は、
気が向いたら、載せるかも、ですー。
cumy![]()


