刺青|賽のじ雑記 -576ページ目

行ってきました「八犬伝の世界」展

千葉市美術館1千葉市美術館
現在開催されている
「八犬伝の世界」展に
行ってきました

こちらの会場は
下層階が千葉市の
中央区役所となっていて
上層階が美術館となっています
そしてこの建物の中には
昭和2年建築の建築物が
呑み込まれるようにして
保存されています



上の写真からその様子が
伝わりますでしょうか?

千葉市美術館2本題の「八犬伝の世界」展
開催期間のちょうど
真ん中あたりの
平日だったせいか
観覧者はまばらで
ゆっくりと
鑑賞することができました

その内容は9割以上が錦絵でした
「現代に続く八犬伝の世界」
というのが誇張されていたように
感じていたので
(僕だけかもしれませんが)
少し肩透かしを喰らった印象です



千葉市美術館3以前の紹介でこの辺りを
強調してしまったので
僕の表現に
騙されてしまった方には
謝ります
ごめんなさい

ただ辻村ジュサブロー氏の
八犬士の人形と
碧也ぴんく氏の関連資料は
価値あるものですので
両氏の熱烈なファンの方には
謝る必要はないかな




千葉市美術館4展示のほとんどを占める
読本と錦絵ですが
まず読本のほうは
あれだけの量を
ズドーーーンと積み上げられると
馬琴の創作に対する
情熱や人生の賭けっぷりが
嫌でも圧倒的に迫ってきて
頭を床に擦り付けてしまいます

そしてその遺伝子を引き継いだ
創作者達と彼らの創作物の量が
すべてを証明していました



僕の取り組んでいる
刺青の世界だと
なんとなく
水滸伝の二番手のように
扱われなくもないのですが
いやいやどうして
勝るとも劣らない
もしかすると勝っているかも
いう気さえしてきました

「八犬伝」=八人の犬士の物語
という先入観を取り払い
今一度じっくりと読み返し
勉強し直してみようと思います

皆さんも「八犬伝」を入り口に
日本の古典文学を
楽しんでみてください

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時代や社会などの背景が
現在と違うので
最初は理解しにくい
かもしれませんが
そういったものを取り除いて
一個の人間として感じてみると
新しい世界が見えてきますよ


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