刺青絵師
「刺青絵師」という同じタイトルで2冊
1冊目は古川書店から1998年に出版された「刺青絵師・毛利清二自伝」

昭和5年に京都にて生まれ、昭和30年京都撮影所でのエキストラから始まった毛利清二氏の映画人としての人生を綴った書籍です
時代劇の賭場のシーンで、ほんのちょっとした遊び心で俳優仲間の腕に描いた花札やドクロの刺青をプロデューサーにみとめられ鶴田浩二氏主演の「博奕打ち 一匹竜」で刺青絵師として本格デビュー

以来40年にもわたって150人以上もの俳優さんに刺青を描いてきたそうです
皆さんのなじみの深い所だとテレビドラマの「遠山の金さん」の桜吹雪の刺青は毛利氏の仕事です
また昭和残侠伝の唐獅子牡丹や緋牡丹博徒のお竜さんなど、刺青というものを強烈に印象付ける作品も毛利氏の手によるものです
本書は本物の刺青を扱っているわけではないので、所謂刺青本と考えると違うのですが、戦後の映画界に対する師の並々ならぬ愛情がたっぷりと詰まり、かつ仕事に対する真摯な姿勢が垣間見えて、身体に「描く」と「彫る」という違いこそあれ仕事として、人生としては大いに学ぶ所があります
「刺青絵師―毛利清二自伝」をアマゾンでチェック
現在でも活躍している大スター達とのエピソードも満載で、日本映画に興味のある人だったら誰もが楽しめる内容です
御歳77歳まだまだ現役
これからも多くの作品を残して欲しいと願っています
2冊目は日本図書刊行会から1998年(偶然なのか2冊とも同じ年ですね)に出版された「刺青絵師・銀幕を彩った男の記録」

明治32年東京深川に生まれ、大正11年にやはり役者としてデビューされその後刺青絵師として活躍された三井一也氏
本書はそのご子息である三井一郎氏が書かれた父三井一也氏の記録
こちらは三井一也氏が刺青絵師として参加した7点の映画作品の制作の際のエピソードをまとめたものが全体の3分の2、残りの3分の1は浅草のストリップ劇場「フランス座」のエピソードといった内容です
7点の映画のタイトルは「黒澤明監督作品・用心棒」「小石栄一監督作品・野狐三次」「衣笠貞之助監督作品・忠臣蔵」「稲垣浩監督作品・ふんどし医者」「三枝源次郎監督作品・海猫は叫ぶ」「志摩光生監督作品・日蓮聖人」「森一生監督作品・刺青殺人事件」となっています
「刺青絵師―銀幕を彩った男の記録」をアマゾンでチェック
どちらかひとつを薦めるとしたら、分量的なことや自著ということもあり、内容の面白さでは圧倒的に前者「刺青絵師・毛利清二自伝」ですかね
ただし日本映画(特に仁侠映画や時代劇)や刺青に特別興味があるのでしたら、やはり両方を読んでみて欲しいと思います
時代の違いは多少ありますが、どちらも日本映画界の黄金期、そして日本映画刺青絵師界(んなもんあるのかな?)の黄金期、もしかしたら日本の黄金期の貴重な記録であります
刺青|賽天 - www.psyten.com
1冊目は古川書店から1998年に出版された「刺青絵師・毛利清二自伝」

昭和5年に京都にて生まれ、昭和30年京都撮影所でのエキストラから始まった毛利清二氏の映画人としての人生を綴った書籍です
時代劇の賭場のシーンで、ほんのちょっとした遊び心で俳優仲間の腕に描いた花札やドクロの刺青をプロデューサーにみとめられ鶴田浩二氏主演の「博奕打ち 一匹竜」で刺青絵師として本格デビュー

以来40年にもわたって150人以上もの俳優さんに刺青を描いてきたそうです
皆さんのなじみの深い所だとテレビドラマの「遠山の金さん」の桜吹雪の刺青は毛利氏の仕事です
また昭和残侠伝の唐獅子牡丹や緋牡丹博徒のお竜さんなど、刺青というものを強烈に印象付ける作品も毛利氏の手によるものです
本書は本物の刺青を扱っているわけではないので、所謂刺青本と考えると違うのですが、戦後の映画界に対する師の並々ならぬ愛情がたっぷりと詰まり、かつ仕事に対する真摯な姿勢が垣間見えて、身体に「描く」と「彫る」という違いこそあれ仕事として、人生としては大いに学ぶ所があります
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現在でも活躍している大スター達とのエピソードも満載で、日本映画に興味のある人だったら誰もが楽しめる内容です
御歳77歳まだまだ現役
これからも多くの作品を残して欲しいと願っています
2冊目は日本図書刊行会から1998年(偶然なのか2冊とも同じ年ですね)に出版された「刺青絵師・銀幕を彩った男の記録」

明治32年東京深川に生まれ、大正11年にやはり役者としてデビューされその後刺青絵師として活躍された三井一也氏
本書はそのご子息である三井一郎氏が書かれた父三井一也氏の記録
こちらは三井一也氏が刺青絵師として参加した7点の映画作品の制作の際のエピソードをまとめたものが全体の3分の2、残りの3分の1は浅草のストリップ劇場「フランス座」のエピソードといった内容です
7点の映画のタイトルは「黒澤明監督作品・用心棒」「小石栄一監督作品・野狐三次」「衣笠貞之助監督作品・忠臣蔵」「稲垣浩監督作品・ふんどし医者」「三枝源次郎監督作品・海猫は叫ぶ」「志摩光生監督作品・日蓮聖人」「森一生監督作品・刺青殺人事件」となっています
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どちらかひとつを薦めるとしたら、分量的なことや自著ということもあり、内容の面白さでは圧倒的に前者「刺青絵師・毛利清二自伝」ですかね
ただし日本映画(特に仁侠映画や時代劇)や刺青に特別興味があるのでしたら、やはり両方を読んでみて欲しいと思います
時代の違いは多少ありますが、どちらも日本映画界の黄金期、そして日本映画刺青絵師界(んなもんあるのかな?)の黄金期、もしかしたら日本の黄金期の貴重な記録であります
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