歌川国芳展 - 生誕200年記念

予告していた過去の図録シリーズ
栄えある第一弾は国芳です
1996年10月26日-12月1日
名古屋市博物館
1997年1月14日-2月16日
千葉市美術館
1997年2月25日-3月30日
サントリー美術館
名古屋市博物館、日本経済新聞社
テレビ愛知の主催で開催された
「歌川国芳展 - 生誕200年記念」
の図録です
どうしてテレビ愛知なんですかね?
愛知県のテレビ局というと
メーテレ(名古屋テレビ)が
浮世絵コレクションでは有名ですよね
その数8千点を越えるとか
あぁぁ、また脱線だ
本題の図録
監修は御大鈴木重三先生です
サイズはほぼA4(よりチョイ大きい)
ページ数は300ページほどで
装丁は当時のでは珍しく
カバーがかかっていて豪華です
中のページもマット紙を使用して
高級感もあり落ち着いた
美しい色合いの印刷です
文章は鈴木重三氏が
「資料と作品で辿る - 歌川国芳小伝」
と題して12ページにわたって
国芳の人生と作品とを語り
千葉市美術館の浅野秀剛氏が
「国芳の摺物」と題して3ページ
名古屋市博物館の神谷浩氏が
「風景画試論」と題して4ページ
サントリー美術館の岡戸敏幸氏が
「「後姿」の感情」と題して3ページちょっと
洋画家の悳俊彦氏が
「私の国芳蒐集」と題して3ページちょっと
と、充実しています
図版は約200ページにわたって
「初期の諸相」「武者絵」「歴史説話」
「役者絵」「美人画」「風景画」
「動植物・静物」「摺物」「戯画・風刺画」
「風俗娯楽」「挿絵本」「資料」と
カテゴリーが分けられ
315点が収録されています
巻末には上記収録作品の
一点一点についての解説が
50ページほどで丁寧にされており
年譜と参考文献目録が付されています
日本の刺青を考える上で
もっとも重要な人物の一人である国芳
僕の知る国内の「歌川国芳」単体での
展覧会図録の中では質、量共に
最高の一冊です
これと並ぶのは先月26日の記事で紹介した
ロンドンのやつくらいでしょう
↑これね
刺青|賽天 - www.psyten.com
