「鰭崎英朋展 - 明治・大正の挿絵界を生きる」 - 弥生美術館・竹久夢二美術館

ここは前をしょっちゅう通るのですが
ビビってしまってなかなか入る事が
できませんでした
なににビビってるのかって?
ここは禁断の「乙女の館」なんです

ね
チケット見たらわかるでしょ?

しかぁ~~~し
鰭崎英朋と聞いては仕方ない
色々な人に背中を押してもらって
ようやっと決心しました
これで僕も立派に乙女同盟☆の一員です^^
・・・・・・・・結果は
最高でしたね~~~
館内の雰囲気も乙女チックな姐さんグループに交じって
良い感じのアベックの方々が思いのほか多くいらして
展示されている挿絵掲載紙を指し「こんなのあったわねぇ」
「・・・うん」なんて
英朋といえば先月の展覧会と
この間の随筆集とで取り上げた
鏑木清方と同時代人
清方展の記事はこちら
随筆集の記事はこちら
年齢は英朋の方が清方よりも二つ下
そしてどちらも国芳の曾孫弟子であり
芳年の孫弟子です
清方が水野年方門下で
英朋が右田年秀門下です
しかも共に「烏合会」のメンバーで
画業のスタート地点が挿絵画家
しかし後年日本画家として磐石の基盤を築き
画壇の重鎮としての地位を確立した清方に対し
文学や相撲取組みなどの挿絵画家として
その生涯を貫いた英朋は
より国芳の遺伝子を濃く持っていながら
現在の評価は大きく清方に遅れをとっています
けれども今回この機会に改めて英朋の生涯に触れ
自らの境遇に無条件に感謝をし
己の道を誠実に進みながら
まっすぐに向上に励む英朋の
その姿と誇りをとても強く感じとり
自分自身を省みて恥ずるところが多く
生きるという事の何たるかを
非常に深く考えさせられました
「乙女の館」で「男の生き様」を学ぶとは
なんとも不甲斐ない私ではありますが
純粋芸術と違い様々な制約の中での
制作された作品群からは
作画に関する様々な技術や
技術向上の方法など
本当に多くの収穫があった展覧会です
この「乙女の館」に足を踏み入れる
勇気を与えてくださった方々に
改めて感謝したいです
ありがと~~~~~~~~っ!
この展覧会は3月28日までと
会期はまだまだ十分にあります
他では取り上げられることの少ない英朋ですので
興味を持たれた方は是非足を運んでみてください
同時に常設の高畠華宵や竹久夢二などの
弥生、夢二両美術館所蔵作品も観覧できますよ~
弥生美術館・竹久夢二美術館
弥生美術館
東京都文京区弥生2-4-3
電話 03-3812-0012
竹久夢二美術館
東京都文京区弥生2-4-2
電話 03-5689-0462
刺青|賽天 - www.psyten.com