刺青|賽のじ雑記 -164ページ目

若き獅子 - 池波正太郎著


時代小説の巨頭
池波正太郎氏の初期の短編集

収録されているのは

松の廊下から吉良邸討ち入りの主従
浅野内匠頭長矩と大石内蔵助を
題材にした「忠臣蔵」

絵師葛飾北斎とその娘お栄を
題材にした「奇人・北斎」

長州の志士高杉晋作を題に採った
表題作「若き獅子」

長岡藩牧野家の家臣
河井継之助を題材にした
「悲運の英雄」

解隊した新選組の隊士達の
その後を描く「新選組敗走記」

末期徳川幕府の奉行
小栗上野介忠順を描いた
「明治元年の逆賊」

そして徳川幕府対する
無二の忠臣と謳われつつ
孝明天皇陛下より
ご宸翰と御製を下賜された
会津藩主松平容保を描く
「壮烈なる孤忠」

今日12月5日はこの松平容保の
117年目の命日です

「忠義」だなんて
言葉すら耳にすることのない
世の中になりましたが
古臭いなんて切って捨てず
自身や現在を省みる為の
一つの指針として
改めて考えてみませんか?

読み易い短編集ですから
構えず気楽に読んでみてください

他にも政治体制の末期に生きた
様々な人たちの人生から
今の世を生きるヒントが
見つかるかも?


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