国芳描く戦国の武将「太平記英勇伝」 - 平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYO | 刺青|賽のじ雑記

国芳描く戦国の武将「太平記英勇伝」 - 平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYO

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もうお馴染みのららぽーと豊洲
年に1、2度は訪れてます

そして重ねてお馴染み

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平木浮世絵美術館

ららぽーと豊洲内にある美術館

今回のお目当ては
国芳描く戦国の武将「太平記英勇伝」

歌川国芳渾身の50枚続きのシリーズです

皆さんもご存知のように
シリーズタイトルに「太平記」とつきますが
所謂「太平記」とは何の関係もございません

ですからその舞台は南北朝時代ではありませんし
後醍醐天皇も足利尊氏も楠木正成も新田義貞も
一切登場いたしません^^

忠臣蔵モノなどと同じで
幕府の禁制に対抗する為の
この時代を象徴する手法の一つ
そうそう「見立て」ってやつですね

この「見立て」や「やつし」を
ある程度理解していないと
近世の文学や錦絵、芸能なんかを
理解するのはチト難しいかな?

でもこの国芳「太平記英勇伝」は
実際に作品を観たら一目瞭然

画題では「織田総介平信長」となっている
「織田信長」からはじまり
画題「中浦猿吉郎久吉」となっている
「豊臣秀吉」で終了する作品

とくれば?

ハーイ!そうです
「太閤記」

底本は寛政9年(西暦1797年)から
武内確斎作、岡田玉山画で
刊行された「絵本太閤記」

国芳「太平記英勇伝」はその約半世紀後
嘉永元年(西暦1848年)頃に刊行されました

ちなみに「絵本太閤記」は刊行後数年で発禁になり
安政6年(西暦1859年)に再版が許されました

「太閤記」というと時代と構成は
その名の通り「太閤秀吉」の立身出世話
寛永3年(西暦1626年)に小瀬甫庵作で刊行されて以来
一大ブームを巻き起こしました

現代でも非常に興味深く楽しめる
時代や登場人物たち

絵画的にも「武者絵の」
との呼び声高い歌川国芳の本領を
余す所なく発揮した傑作です

みんなにも是非観に行って!と
言いたい所なんだけど・・・・・・・・

会期が2月27日までなんです(汗
終了間近の記事でゴメンネ~

僕のこのブログに使っている
プロフィール写真(記事執筆時ね)の
「加藤清正」も「藤原正清」となって
この「太平記英勇伝」に
収録されてるんですよ^^

平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYO
東京都江東区豊洲2-4-9
アーバンドック ららぽーと豊洲
ISLANDS 1F
電話 03-6910-1290


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