奇想の絵師・歌川国芳展(前期) - 礫川浮世絵美術館

今年9月1日に亡くなられた
浮世絵や近世文学の研究の大御所
「鈴木重三先生追悼」と銘打ち
礫川浮世絵美術館で開催されている
「奇想の絵師・歌川国芳展」の
前期開催にお散歩がてら
ぶらりぶらりと歩いて行ってきました
最高学府東京大学前の本郷通りから
言問通りの菊坂を下って白山通りを横切り
こんにゃく閻魔さまの突き当り千川通りを左へ
富坂下礫川公園の信号の角です
実際には鈴木先生が亡くなられる以前に
礫川浮世絵美術館で企画された展覧会で
期せずして「追悼企画」になってしまったようです
本当は鈴木先生のコレクションからの借り出しの作品も
多くを予定していたそうなのですが
お取り込み中の折ということで鈴木先生コレクションからは
「相馬の古内裏」の3枚つづりの1点のみの出展です
それ以外は全て礫川浮世絵美術館所蔵の
作品となってます
出展作品は30点ほどの錦絵に
10点ほどの和本です
我らが国芳ですから
「通俗水滸伝豪傑百八人之一人 花和尚魯知深」
「通俗水滸伝豪傑百八人之一人 撲天鴎李応」
「弁慶 鞍馬僧正」
「悪七兵衛景清」
「義勇八犬伝 犬山道節」
「義勇八犬伝 犬坂毛乃」
などなど刺青的に面白い作品も多く出展されていて
ゆっくりじっくりと鑑賞するには
内容、量共に丁度良い企画です
会期は前期が11月25日まで
後期が12月1日から25日まで
礫川浮世絵美術館
文京区小石川1-2-3 小石川春日ビル5F
電話 03-3812-7312
刺青|賽天 - www.psyten.com