月岡芳年
明治25年(1892年)の今日6月9日は大蘇芳年の歿した日です
1839年に江戸に生まれ、12歳で国芳に入門したとされています

15歳の時にこの「文治元年平家一門海中落入図」で錦絵デビュー
図は壇ノ浦に取材した平知盛入水の場面
この時既に一魁斎の号を使っているあたりに芳年の人物が垣間見えます
そして「芳年」といえば「血みどろ絵」「無残絵」などと評される作品群が有名です
なんてったって1994年に芸術新潮で特集されたときのコピーが
「危うい浮世絵師 血まみれ芳年、参上」ですからね
確かに芳年の作品群を観ていると「血」の量が圧倒的に多い!
特に20代後半の「英名二十八衆句」「魁題百撰相」あたりはオンパレード!
血みどろ芳年関連で面白い出版物といえば
の2冊あたりでどうでしょうか?
どちらもアマゾンで画像がないので表紙だけでも

左の黄色い「芳年―狂懐の神々」は横尾忠則氏編で、由良君美氏、松岡正剛氏、吉田漱氏、大島渚氏、あがた森魚氏、山田詠美氏、三枝和子氏、赤江瀑氏、高橋克彦氏、野口武彦氏、丸山圭三郎氏、天沢退二郎氏、河原晶子氏、飯沢耕太郎氏、堂本正樹氏、東野芳明氏、山口昌男氏、中沢新一氏、高橋巌氏、荒俣宏氏、中右瑛氏、難波英夫氏、そして編者である横尾忠則氏という豪華な執筆陣
右の「江戸昭和競作 無惨絵―英名二十八衆句」はというと、落合芳幾との兄弟対決の英名二十八衆句に昭和の時代から花輪和一、丸尾末廣という奇才が「新」英名二十八衆句と題して参戦し、四つ巴の江戸昭和競作となっています
そっち方面の人にはたまらない内容です
また「讃」としてあがた森魚氏、荒俣宏氏、楳図かずお氏、遠藤ミチロウ氏、落合清彦氏、川本三郎氏、杉浦日向子氏、瀬木慎一氏、宗谷真爾氏、都筑道夫氏、細野晴臣氏が文章を寄せ、高橋克彦氏が解説をされているというやっぱり負けずの豪華陣
どちらもマニアックに多少のプレミアがついてしまっているのですが
機会があれば手にとってみてくださいな
しかし芳年の画業は「血みどろ」だけに留まらず
激動の時代の中で時代と歩調を合わせるが如く
年を追うごとに斬新な試みがされ洗練されていきます
若年期の荒削りで猛々しい武者絵から、壮年期のため息の出るような緻密な美
「一魁斎」から「大蘇」までその多大な作品群は「絵」に喰らいついて
格闘し続けた芳年自身の「血」そのものです
以前の記事でも取り上げましたが、現在太田記念美術館で
「風俗三十二相」と「月百姿」という芳年の展覧会を開催しています
どちらも芳年晩年の完成された美しさを存分に味わうことが出来るので
是非行ってみてください
刺青|賽天 - www.psyten.com
1839年に江戸に生まれ、12歳で国芳に入門したとされています

15歳の時にこの「文治元年平家一門海中落入図」で錦絵デビュー
図は壇ノ浦に取材した平知盛入水の場面
この時既に一魁斎の号を使っているあたりに芳年の人物が垣間見えます
そして「芳年」といえば「血みどろ絵」「無残絵」などと評される作品群が有名です
なんてったって1994年に芸術新潮で特集されたときのコピーが
「危うい浮世絵師 血まみれ芳年、参上」ですからね
確かに芳年の作品群を観ていると「血」の量が圧倒的に多い!
特に20代後半の「英名二十八衆句」「魁題百撰相」あたりはオンパレード!
血みどろ芳年関連で面白い出版物といえば
の2冊あたりでどうでしょうか?
どちらもアマゾンで画像がないので表紙だけでも

左の黄色い「芳年―狂懐の神々」は横尾忠則氏編で、由良君美氏、松岡正剛氏、吉田漱氏、大島渚氏、あがた森魚氏、山田詠美氏、三枝和子氏、赤江瀑氏、高橋克彦氏、野口武彦氏、丸山圭三郎氏、天沢退二郎氏、河原晶子氏、飯沢耕太郎氏、堂本正樹氏、東野芳明氏、山口昌男氏、中沢新一氏、高橋巌氏、荒俣宏氏、中右瑛氏、難波英夫氏、そして編者である横尾忠則氏という豪華な執筆陣
右の「江戸昭和競作 無惨絵―英名二十八衆句」はというと、落合芳幾との兄弟対決の英名二十八衆句に昭和の時代から花輪和一、丸尾末廣という奇才が「新」英名二十八衆句と題して参戦し、四つ巴の江戸昭和競作となっています
そっち方面の人にはたまらない内容です
また「讃」としてあがた森魚氏、荒俣宏氏、楳図かずお氏、遠藤ミチロウ氏、落合清彦氏、川本三郎氏、杉浦日向子氏、瀬木慎一氏、宗谷真爾氏、都筑道夫氏、細野晴臣氏が文章を寄せ、高橋克彦氏が解説をされているというやっぱり負けずの豪華陣
どちらもマニアックに多少のプレミアがついてしまっているのですが
機会があれば手にとってみてくださいな
しかし芳年の画業は「血みどろ」だけに留まらず
激動の時代の中で時代と歩調を合わせるが如く
年を追うごとに斬新な試みがされ洗練されていきます
若年期の荒削りで猛々しい武者絵から、壮年期のため息の出るような緻密な美
「一魁斎」から「大蘇」までその多大な作品群は「絵」に喰らいついて
格闘し続けた芳年自身の「血」そのものです
以前の記事でも取り上げましたが、現在太田記念美術館で
「風俗三十二相」と「月百姿」という芳年の展覧会を開催しています
どちらも芳年晩年の完成された美しさを存分に味わうことが出来るので
是非行ってみてください
刺青|賽天 - www.psyten.com