クーキー
先日、チェコの映画、クーキーを最終日ギリギリで見に行ってきました。
またも1人映画。
小さな男の子が大切にしていたぬいぐるみのクーキーが、お母さんに捨てられて、ごみ捨て場から
森に迷い込み、お家へと帰る物語。
皆さま、色んなフェチがあることかとおもいますが、
私はぬいぐるみに命が宿るフェチ。
別の映画の予告編としてクーキーを知ってから、
絶対見なくちゃと楽しみにしていました。
チェコではトイストーリー3よりヒットした
とのことですが、
クオリティとしてはとても及ぶものでは‥‥
だけど、私はこーゆーパペット映画とかクレイアニメとかの方が人の温もりを感じて好きです。
森の中で、クーキーが村の村長に食べ物として
虫の幼虫をいただき食べるシーンは
本物の幼虫を使用していてグロテスク。
森の村長や仲間達もなかなかの仕上がり。
おなじチェコのヤンシュヴァンクマイエルの映画を彷彿とさせます。
ヤン シュヴァンクマイエルのアリスに登場する
三月うさぎはこんなにグロ。
オテサーネクはもっとひどい。
とにかくクーキーの良さは見ないとわからない。
歩き方や声も可愛いし、
クーキーと一緒にいたくてキーホルダーを買ってしまいました。
毎日使うバッグにぶら下げてます。
クーキーは汚くなればなるほどにいい。
最後は本当にいい話で、クーキーの持ち主オンドラがいつも家族で行くスーパーの駐車場にいるホームレスの老人と、森の中の村長が
オンドラの中で重なり、
夢と現実とホームレスと村長が交錯してクーキーの運命がまた変わっていく
っていう、見る者の想像力を掻き立てる結末。
いくらチェコでヒットしたとはいえ、
THEミニシアターな映画だけれど、心に残るいい作品です。





