2019年のフランス=ベルギー合作映画です🎬
監督はステファヌ・ドゥムースティエ。
親友のフローラ殺害の嫌疑をかけられた、16歳のリーズ(メリッサ・ゲルス)の裁判が始まる。
リーズは無罪を主張し、父親(ロシュディ・ゼム)はもとより、両親は娘の身の潔白を信じて何度も法廷に立つ。
裁判が進行する中、友人の証言などからリーズの私生活や交友関係が明かされ、フローラとの間に何かしらの確執があったのではと疑惑が深まっていく……。
親友を殺害した罪に問われた女子高生の裁判に焦点を当てた法廷ドラマです。
ほぼ全編が裁判シーンで
最初はミステリー要素が満載でしたが
徐々に家族のお話に変わっていきます。
かなり見応えがあり面白かったです。
被告となったリーズが淡々としすぎて
サイコパスっぽかったです。
演じた女の子…すごーくお上手でした。
リーズが有罪なのか無罪なのか…
気になるところでしたが
裁判が結審されても
真相は結局わかりませんでした。
ネタバレになるので詳細は書けませんが
ラストのシーンは個人的にはゾッとしました。
いろいろな解釈があると思いますが
あとは観る人の判断に任せるね…というフランス映画でよく見られるエンディングでした。
お母さん役のキアラ・マストロヤンニ…
あのマルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴの娘です。
お母さん似ですね。
裁判官役の人…
俳優さんではなく
フランス俳優協会の顧問弁護士をしている実際の弁護士さんらしいです。
まずまずお薦めの作品です。
お時間があればどうぞ。