2002年の韓国映画です🇰🇷
監督はイ・ジョンヒャン。
7歳の息子サンウ(ユ・スンホ)を一人で育てていた母親(トン・ヒョヒ)は、生活苦のため、故郷の祖母(キム・ウルブン)のもとへ彼を一時預けることにする。
山間の村にたった一人住んでいた老婆は、文字も読めず、口もきけない。
一方、都会で育った孫にとっては田舎の生活は苦痛以外のなにものでもなかった。
欲求不満を祖母にぶつけるサンウ。
しかしおばあちゃんはそんなわがままな孫をただの一度も叱ることはなかった……。
7歳の都会育ちの少年と
77歳の田舎住まいのおばあさんのふれあいを描いたヒューマンドラマです。
サンウの悪態っぷりに最初からイライラしてしまいました。
都会の子=ワガママな子
みたいに描かれていましたが
いやいや
この子が特別ワガママなだけでしょ?
親の躾がなってないだけでは?
なんて思いながら観ていました。
最後の方にようやくサンウはおばあちゃんに打ち解けますが
皆さんがレビューに書かれているような感動や涙は残念ながら私にはなかったです💦
おばあちゃん役の女優さん…
口が利けない役どころで台詞が全くありませんでしたが
素晴らしい演技でした。
先日4月17日に95歳で逝去されたそうです。
本作以外に出演作はなく
いろいろ調べてみたら
ロケ地の忠清北道永同で農業を営んでいた民間人で
サンウ役の子役以外も全員現地の一般人だったそうです。
終始ゆっくりしたストーリー展開で
盛り上がりに欠けると言ってしまえばそれまでですが
個人的には結構面白かったです。
全体的な雰囲気は韓国映画というより
中国映画っぽかったかな?
お時間があれば観てください。