2018年のブラジル映画です🇧🇷

監督はデニソン・ラマーリョ。




ステニオ(ダニエル・デ・オリベイラ)はたった一人で、凶悪犯罪が多発する大都会の死体安置所で夜勤をしている。
彼には死者とコミュニケーションを取ることができる能力があった。
ある時、死者から彼自身にまつわる秘密を明かされ、自分自身と家族の命を危険にさらす事態に陥る……。










死者と対話することのできる男が主人公のブラジル製ホラーミステリーです。

死体から『お前の奥さんが浮気している』と聞き
ギャングを騙して浮気相手を殺させるのですが

その場に居合わせた奥さんまで殺されてしまい

真相を知った奥さんが悪霊になって現れる…

というお話です。

前半はテンポが良くてハマったのですが
後半はちょっとダラけた展開でした。

最後は???という感じで
一件落着なのかどうかよくわからない終わり方でした。

とはいえ
まあまあ面白かったです。

それにしてもこの殺された奥さん…
とんでもない悪妻でしたね。
死んでからも自分が生前にやったことを棚に上げてやりたい放題!

観ていてめちゃくちゃ腹が立ちました💢


ストーリーが進むにつれ
これって全てステニオの妄想?
って思えるシーンも多く

結局のところ
妄想だったのか
呪いだったのか
私は判然としませんでした💦



『死人の秘密をバラすと呪われる』
とか
『家族殺しは神が許さない』

というのはブラジルの宗教観なのでしょうか?


まずまずお薦めの作品です。
死体や解剖のシーンはかなりグロいので
慣れていらっしゃらない方は閲覧注意です。