朝日新聞社の発行する週刊誌AERAの目次の次のページに「大市民講
座」というコラムがあり、9月26日号は「『世論の凡庸化』という安全装
置」という題だった。
内容は、鉢呂前経産大臣の辞任をめぐり新聞各紙とネット世論が乖離
(私はそう思わないが)していることを例として、新聞・テレビの形成す
る世論と、ネット世論がことごとく対立し始めた(私も鉢呂事件は別
として一般論としては乖離し始めたことは事実だと思っている)ことを憂
慮している。
そして、今までメディアの形成する世論が一定の枠に収まっていたことに
より「国論の分裂」という政治的緊張が回避され、言い換えれば「世論の凡
庸化」が、戦後日本の安全と繁栄に大きな貢献を果たしてきた安全装置にな
ってきたという。
しかし、メディアの形成する世論とネット世論が対立し始めたことが、戦
後日本が経験したことない「国論の分裂」をもたらすと警鐘を鳴らしてい
る。
続く