尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件でYOUTUBEにビデオ映像を投稿した
 
海上保安官は、国家公務員法(守秘義務違反)疑いで取り調べを受けていた
 
が検察当局と警視庁は逮捕見送りを決定した。
 
 
 表向きの理由としては、悪質性が低い、自ら上司に申し出て出頭したこ
 
と、保安官の説明に事実関係と大きく異なる点はない、証拠隠滅や逃亡の恐
 
れがないことをあげている。
 
 しかし国家の秩序を重視する立場に立てば、ビデオの機密性が低かろう
 
と、自ら出頭しようと逃亡の恐れがなかろうと見せしめのためにしたかった
 
に違いない。
 
 それが出来なかったのは、一義的には保安官を支持する世論が圧倒的であ
 
ることであり、もし逮捕すれば政府や捜査当局への批判が沸騰することは目
 
に見えているし、裁判となればその内容が注目を浴びることも間違いないか
 
らだろう。
 
 保安官は「裁判になったら最高裁までやる。最後まで自分の主張を訴え
 
る」と周囲に語っている。(産経16日)
 
政府としてはメンツは丸つぶれだが、事件をあいまいにする選択しかなかっ
 
たのだろうと思う。
 
 私個人の希望としては裁判にして白黒決着をつけたほうが良かったように
 
も思う。
 
 海上保安庁は、逮捕や起訴がなかった場合でも保安官を懲戒処分する方向
 
で検討している。
 
 (産経16日)
 
 
 
 続く