



先日の日本テレビの紹介番組によると、副都心線は「エコ」をテーマにして造られたらしい。
日本テレビはエコ、エコとうるさいが、東京湾からの気流をストップしている、同社も入っている
汐留ビル群をなんとかするのが一番の「エコ」だろう。
本日、副都心線を見学してきたが、肝心の、エコを売り物にしている安藤忠雄氏設計の渋谷駅を見学す
るのを忘れてしまった。
安藤氏もこれだけ多くの建築に関わるとなると、ちょうど、売れっ子漫画家が「こんな感じで」と指示す
るだけで、後は下がやってくれるのと似たようなものではないのか。
渋谷駅は、地下の熱を地上に放熱、地上の空気を地下に循環するという「エコ」な空調になっており、
CО2排出を削減する設計になっているという。
しかし、既存の地下鉄のさらに下をくぐり抜ける大深度トンネルを走行しているので、渋谷駅だけ
「エコ」設計にしても空調にはかなりエネルギーを使うのではないか。
また地上まで乗客を運ぶためのエスカレーターやエレベーター、さらには照明にも多量のエネルギーが
必要だろう。
「副都心線はいらない」とまでは言わないが、少なくとも「エコ」を売り物にするのは
欺瞞ではないのか。