ちょっと前のニュースになるが、気になったので書いておく

中傷書き込みに無罪=ネット名誉棄損で新基準=「確実な根拠」求めず・東京地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000126-jij-soci

ネットで検索してみると記事にある「ラーメン店チェーン会社」は「グロービートジャパン」、

「右翼系カルト団体」とホームページに記載されたのは「平和神軍」のことらしい。
http://bc.kasumikko.com/?eid=218763
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/cult/2008/03/post_6377.html
http://beyond.2log.net/akutoku/topics/2006/0324.html

 裁判で争われた事実関係については、よく分からないとしか言いようがないのでコメントしない。

私が、気になったのはまずネット記事の「時事通信」「読売新聞」「毎日新聞」も、

紙面上の「朝日新聞」も「産経新聞」も「ラーメン店チェーン会社」や「(右翼系)カルト団体」

あるいは「宗教団体」がどこなのかまったく分からず、読者が、被告になった橋爪研吾氏の行為の是非を

判断するのが非常に難しいことである。

(産経には「ラーメン店チェーンを運営する企業」を「『ニンニクげんこつラーメン花月』の運営会社」

と記載あり)

 二点目は、「中傷書き込み」とあるが、「書き込み」という言葉は、

もともと文章が書かれている余白に「書き込む」という意味であり、真白な何も無いさら地に

新たな文章を創始していくという意味ではない。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%9B%B8%E3%81%8D%E8%BE%BC%E3%81%BF&dtype=3&dname=2na&stype=0&pagenum=1&index=00702400

だから、「中傷書き込み」と聞けば、巨大掲示板に匿名で中傷する書き込みをしたとか、

ブログの記事に感情的なコメントが殺到し、炎上させるといったことを思い浮かべてしまう。

これらの例は確かに、もともと文章が書いてあるところの余白に付け足したのであるから

「書き込み」である。

 しかし、今回のケースは、橋爪研吾氏が自分のホームページ
http://es.geocities.com/dempauyo/

で、真白なさら地に記事を書き発信したものであるから、「書き込み」という表現は違うと思う。

他ブログを読むと、判決に否定的なブロガーは、みなこの点を誤解しており、掲示板の例や

ブログ炎上を持ち出してきて、判決を批判、非難している。

よく調べないで、判決を否定するのは、回りまわって自分の首を絞めることになるのではないか。

 以上が、この事件に対する私の感想である。


 追記

 参照;オーマイニュース
 http://www.ohmynews.co.jp/news/20080304/21702