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 24日日曜の夜、私は、都内で開かれたチェチェン人医師ハッサン・バイエフ氏の講演を

聞きに行った。

講演会の存在については、「病める現代」さん http://blogs.yahoo.co.jp/yamerugendai

の記事を見て知った。

 バイエフ氏についても「病める現代」さんが記事中にリンクしている

「チェチェン総合情報」http://chechennews.org/で見た、「世界で最も悲惨な戦争を目の当たりにしな

がらも、医師の倫理、ヒポクラテスの誓いを忠実に守って、敵味方を区別することなく多くの人びとの

命を救った外科医」という紹介で知るだけだった。

 私の目的は、ロシア政府を後ろ盾とする独裁者カディロフ大統領の支配下にある(24日東京新聞より

引用)チェチェンの現状がどのようなものであるか、実際に現実を肌で感じている人物から話を聞くこと

だった。

しかし、バイエフ氏の講演の目的は、あくまでチェチェンの医療復興の支援を呼びかけることであり、

チェチェンの現状を訴えることにはなかった。
 
 氏の講演活動は、当然、現在のチェチェン政府が承認していることであろうし、

モスクワのプーチン政権も認めていることだろう。

氏が何を話したかは、すぐにチェチェンやロシアの要人には伝わるのだろう。
 
 バイエフ氏の説明では、

1) 壊滅的な被害にあった建造物は、急ピッチで復興されつつあること、

2) 出生率が急上昇しているが、障害を持って生れてくる児が異常に多い。

その中では、口唇口蓋裂が多い。

ということで、チェチェンの状況は、以前より良くなっているということだった。

氏は、祖国に形成外科センターを設立する計画を抱いているようだ。

チェチェンの街には、明らかにチェチェン人でない人たちが多数入ってきているらしい。

 バイエフ氏の活動に敬意を表する一方、祖国の医療復興のために、

ロシアの傀儡であるカディロフ独裁政権を受け入れることを選んだ氏の本音は

どこにあるか知りたいと思った。