今年の冬は寒く一息ついた格好だが地球温暖化は確実に進行している。

かなり以前、温暖化を疑う本を紹介したことがあるが、もはや議論している段階ではないと思い、その後

の記事をアップするのを止めてしまった。

http://blogs.yahoo.co.jp/ryuuzei/42755374.html

月刊誌では、この期に及んで「温暖化を疑う」というような特集を組み、多くの識者が記事を書いている

が、ま、商売だから仕方がないだろう。

 今日の朝刊では、朝日も産経も1面で、温暖化についての記事を載せ、朝日は「技術の力で変身しよ

う」(脱温暖化の決意)と題した社説を書いている。

バイオガスや太陽光、風力発電、燃料電池の技術を発展させ、原子力発電に頼りすぎるのを止めようとい

う主張だ。

燃料電池といっても「電池」なのだから電気を蓄えるのにエネルギーが必要なのだし、太陽光発電では機

器を造るためのほうが電気を生み出すよりエネルギーを必要とする。

風力発電だって、風の無い時は「電気」を使って翼を回す必要があるし、立地条件は限られ、日本の風力

発電はほとんど開店休業だ。

これも機器を造り維持をするほうがはるかにエネルギーを必要とするだろう。

バイオガスだって、食料のくずから作るとはいえトラックで原料を運び込むほうがエネルギーを使うので

ないか。それにどの程度の発電量なのか。

みんな、飯を食うための新産業、利権ではないのか。

世界の穀物相場が急騰しているのは、バイオ燃料も大きな要因だ。

やはり業界に利権があり、また問題を将来に先送りにはするが、二酸化炭素を出さず十分な電力を

発電する、化石燃料発電に代わるのは現在のところ原子力しかないだろう。
 
 低燃費車の開発など、使うエネルギーを減らすのは確かに効果があり大事なことだ。

しかし、周りを見ると電車はみな地下に潜り、高層ビルの建設は止まらない。

昔のように地上を走る電車、路面電車ならば、ほとんど車両の動力だけで済むが、地下化すれば照明だけ

ではなく、エアコン、エレベーター、エスカレーターなどに多量の電気を必要とする。

高層ビルも同様だし、それどころか今の東京の気温の上昇は新橋の汐留のビル群が、海からの気流を遮断

したことが大きな要因になっているという。

なぜ造る前に予想出来なかったのか。そのために東京全体の冷房で消費する電気を増大させているし温暖

化にも「貢献」している。

 電気を多量に消費するような構造にしているのに、個人に節電を奨励しても焼け石に水にもならないだ

ろう。