一昨日から録画で観たフジテレビの「SP」にはまっている。

本来ならチャンネルを合わせることはない番組だが、土曜夕方、第一話が録画で写っていたのを「こいつ

は超能力者なのか」とからかいながら観ているうちに、引き込まれてしまった。

第二話もその日のうちに録画で観たが、バレーボールが延長したせいか、後半部分が撮れてなくて、悔し

がった。

第三話の録画を昨日観たが、第二話の後半もダイジェストで流してくれたので助かった。

キムタクやタッキーの出演するドラマを観て、ジャニーズが出るドラマは絶対観ないと思っていたが、

岡田准一の演技を観て、見直した。

 もっともドラマの出来不出来の9割は、脚本で決まるのだろう。

170センチない小柄な岡田は、俊敏で身体能力も高いのだろうが、実際の格闘では不利であり、

現実のSPではあり得ないと思う。

しかし、いかにもいそうな、でかくて無骨な固太りの俳優がやったら、視聴者はすっかり興ざめして、す

ぐにチャンネルを変えると思う。

いくらリアリティーがあると言っても、本物のヤクザが、ヤクザの役をやるのは誰も見たくないだろう。
 
 日本でアクションドラマを撮ろうとすると、バズーカ砲を撃つ「西部警察」のように荒唐無稽な話にな

ってしまう。

その点、「SP」は「本当にあるかも」と思わせるような舞台設定で、脚本の金城一紀はいいところに目

を付けた。

そこが決まれば、組織内部のセクション間の争い、中間管理職の苦悩、主人公らSP達の友情などを、

しっかり押さえればいい。

しかし、荒唐無稽な絶対あり得ない話では、視聴者は白けてしまうが、あまりリアルであっても今度は引

いてしまう。そこが難しいところだろう。