例の、時津風部屋のリンチ「殺人」事件問題で、愛知県警捜査一課が、急死した斉藤俊さんの遺体の組

織検査を再度実施することに決め、15日に手続きを取ったことが分かった。

組織検査は既に新潟大法医学教室で行われ、「多発外傷による外傷性ショック死」という判断が出ていた

はずだが、愛知県警は検察当局と協議を重ねた結果、死因が暴行によるものか、別の医師の判断も仰ぎた

い、ということらしい。

前回の検査は、約3ヶ月かかっており、愛知県警が元時津風親方らの立件の可否を決めるのは、さらに時

間がかかるとみられる、ということだ。(16日産経)

組織検査、再度実地へ=15日に手続き、長期化必至-力士急死・愛知県警 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071116-00000021-jij-soci

 しかし、仮に死亡との因果関係ははっきりしていなくとも、兄弟子三人による暴行があったこと、親方

による彼らへの暴行の指示があったのは事実だろう。

口裏あわせをされないように、彼らを逮捕拘留することは可能だし、そうやってきたではないか。一般人

だったら、とてもこんなことでは済まないはずだ。

11月24日付けの週刊現代によると、兄弟子3人は、場所前も、愛知県警の刑事に事情聴取を受けてい

るらしいが、どうやら刑事のほうが兄弟子の泊まっている宿舎まで出張して聴取しているらしい。

週刊現代の記事では、兄弟子一人ずつ聴取したのか、全員まとめてしたのか、あるいは弁護士など第三者

が同席したのかは分からないが、どちらにしても相手陣地での聴取なんて茶番だろう。

 それに、組織検査で、外傷性ショック死であるかどうか、分かるものであろうか。

心肺停止状態で病院に運ばれて、蘇生術が行われ、死亡が確認される間に、各臓器は傷害を受けているだ

ろう。

さらに、死亡確認後、新潟大で解剖されるまでの数日間に、全身の組織の細胞はかなり死滅しただろう。

その組織を調べても、「外傷性ショックによる死亡」かどうかは判断できないと思うが。

「ドクターマリオ」さんも、同様の意見だ。

http://blogs.yahoo.co.jp/doctor_supermario/3805209.html


「法医学者の悩み事」さんは、前回の組織検査でも異常はなく、外傷の総和で死ぬと判断して、外傷性ショ

ックと判断したのだろうと、推測している。

http://blogs.yahoo.co.jp/momohan_1/37684611.html

 
 元親方や兄弟子を、逮捕、拘留して、傷害致死容疑で取調べ、送検した上で起訴できるかどうか検察が

判断すればいいはずだし、そうしてきたではないか。

その間に再検査を依頼するのなら結構なことだと思うが、なぜ元親方らは拘留もされないのか。

大相撲関係者が、なぜ特別扱いされ、世論が忘れるのを待っているのか説明して欲しいものだ。