<力士急死>「愛知県警の初動にミス」新潟解剖医が指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071014-00000005-mai-soci



 まったくの正論で、久々に溜飲が下がった。

私は、9月27日の記事で、「父親の正人さんらが、死因を『急性心不全』として処理しようとする警察

らの意向に抵抗しなければ、この問題は表に出ることはなく、闇に葬られた」

と指摘している。
http://blogs.yahoo.co.jp/ryuuzei/archive/2007/09/27

 しかしその後の識者の発言は、本当に知らないのか、知らない振りをしているのかは分からないが、死

因を判断した医師を非難するものばかりだった。

9月30日に放映された、TBSのサンデー・ジャポンでは、警察官僚出身の平沢勝栄衆議院議員が「な

んで診た医者が、おかしいと言わないのか!」と非難していた。

10月11日付けの週刊新潮では、作家の渡辺淳一氏が「診断書を書く前に、遺体をよく見て、尋常な死

ではないと気がついたらすぐ警察に連絡すべきだし、その場で直ちに司法解剖を要請するべきだった」と

し、「もしかして、この医師は時津風一門と関係があるのか、それとも特別に頼まれて、そんな診断をし

たのかと、疑いたくもなる」とまで書いている。

10月19日付けの週刊朝日では、脚本家で横綱審議会委員の内館牧子氏が、「シロウトが不審に思うほど

の遺体に、なぜ医師が『虚血性心疾患』の診断を下せるのか理解に苦しむ」と非難している。

さらに「国民は、『チョー簡単に完治横綱』の診断書にも疑問を持ったわけであり、角界は抜本的に医療

機関の見直しをするべきだ」と、味噌も糞も一緒くたにして、警察の責任には一切触れず、医療機関に責

任ありと、話をすり替えている。

 幸いにも、内館牧子氏がその記事を書いた、同じ号の週刊朝日には、「傷だらけの遺体を『病死』と処

理した警察と角界のなれ合い体質」という記事が載っていて、その内幕が書かれている。

ただ、週刊朝日にも「死亡診断書を作成」と書いてあるが、作成されたのは死体検案書だろう。

斉藤俊さんが、亡くなる前にその病院にかかっていたという報道はない。

死亡診断書ではなく、検案書を書く場合には、病死であることが明らかな場合でも、必ず警察には連絡す

る。

週刊朝日には、病院管理部の説明として「(解剖をしなかったのは)警察と意見交換をしたと聞いてい

る。資料をすべて警察に出してあるので、それ以上のことは話せない」と書かれている。