<相撲協会>記者クラブ会友の杉山さんの取材証を“剥奪”

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000110-mai-spo

 「うなずいただけで、取材証を剥奪」

最初このニュースを読んだとき、耳を疑う、いや目を疑った。

相撲協会は、杉山氏の取材証を返還させた理由として

1)「朝青龍の処分に対しては、弁護士や有識者を入れて決めるべきだ」というコメンテーターの発言に

うなずいたのは、相撲協会批判に当たる

2)テレビ出演の際の肩書が「相撲評論家」「相撲ジャーナリスト」となっているが、こうした立場の人

には(記者でないので)取材証を発行できない

と説明したようだ。
 
 杉山氏は、今回の朝青龍の事件について、朝青龍や相撲協会を激しく批判していた。

相撲協会は、氏の批判が、相当こたえていたのだろう。

しかし、相撲協会が、杉山氏が「正論」を言ったことを理由に、取材証を剥奪すれば、

「正論」に真正面から向き合うことになる。

だから、「弁護士や有識者を入れるべき」という発言にうなずいたなどど、訳の分からない理由を持ち出

してきて、話を誤魔化したのだろう。
 
 道理で、朝青龍についての報道が、ピタッと止まったわけだ。

相撲協会が、今回の朝青龍の問題を話題にするのを禁じたということだ。

その意向に従わない、硬骨漢に対しては、取材証剥奪という強権をもって応じるということだろう。
 
八百長問題についてもある時から報道がピタッと止まった。

露鵬の暴力事件の時は、マスコミの論調が一夜にして変わった。

それだけ大相撲は、国家の庇護を受けおり、相撲協会は、政財界とも密接なつながりを持つということだ

ろう。

 北の湖理事長は、ごね得でモンゴルに帰国した朝青龍への批判を抑え、来々場所から復帰させること

が、自己の利益にもなるということか。

 しかし、意向に従わない者の取材証を剥奪してまで、批判を抑えれば、大多数の日本人は、相撲からま

すます興味をなくしていき、観客動員を外国人観光客に頼らざるを得ない、という悪循環を招くだけでは

ないだろうか。