YAHOOニュースの見出しに「ウォッチングの観光客の目前で捕鯨」とあったので、クリックしてみた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070825-00000039-mai-soci

知床沖で、小型沿岸捕鯨船が、クジラを追っていて、偶然この海域に来て、世界自然遺産登録海域の近く

で、結果的にクジラの生態を楽しむ観光客の前で捕鯨した事態になり、波紋が広がりそうだと、署名入り

で書いている。

現場は、禁漁区ではなかったとも書いてはあるが、クジラウォッチングの観光客の前で、捕鯨したことを

非難する論調である。
 
しかし、記事をよく読むと、クジラウォッチングガイドの話として、「3.5キロ先に捕鯨船とクジラの噴

気を発見し、近づいた」とある。

「見て気分が悪くなるなら、近づかなければいいではないか」、と素朴に思ってしまうが、

毎日新聞の記者は、そう思ってはいないらしい。

 ウォッチング船の船長は「私は見せるのが仕事。彼らは捕るのが仕事。でもなんとかならないものか」

と話し、一方、捕鯨会社は、この海域を管轄する羅臼町に対し「観光船が接近し、大変危険だった。危険

運行に当たると思われるので、注意してほしい」と要請を出したとも書いてある。

現場は、禁漁区ではないのだし、世界自然遺産登録海域の近くだというだけで、捕鯨を自粛しろというの

も変だと思うが、どうだろうか。

また、クジラウォッチングの観光客の前で、クジラを捕ることは、あってはならないことなのだろうか。

 ウォッチング船が、捕鯨をしているのを分かっていながら、近づいておいて、「なんとかならないもの

か」と言うのも解せない。

ウォッチング船の運航マニュアルに、「捕鯨の現場を見かけたら、近づいて、クジラを殺す残虐な場面を

観光客に見せ、反捕鯨の気運を煽れ」という、項があるのかと勘ぐってしまう。

そういえば、エバーグリーンというウォッチング船の名前は、グリーンピースを思い出させたが、やは

り、同団体に所属する船なのだろうか?