ミートホープ社の牛肉コロッケ、ひき肉偽装事件は発覚から一ヶ月経った。

今までの経緯について、朝日が7月21日の朝刊で解説している。

それによると、北海道警は、虚偽表示、詐欺の疑いで、ミートホープ社を捜索しているが、北海道加ト吉

については、詐欺の被害「者」として、被害を受けた認識があるかなどを調べるというということだ。

 生協連は、確かに、ミートホープの内情までは把握していなかった可能性が大きいが、賞味期限切れの

コロッケを、ミートホープに安く払い下げていた北海道加ト吉が、なにも知らなかったというのも、信じ

がたい。

 作家の渡辺淳一氏は、週刊新潮7月19日号の「あとの祭り」で、「地元では、以前からこの会社のこ

とを、『肉捨て場』と呼んでいたとか。」と書いてある。

当然、家畜の内臓を扱う業者も、ミートホープに運び込んでいたのだろうから、食品業界で、ミートホー

プの内情を知らぬところはなかったのではないか。

加ト吉に限らず、北海道の食品業界、行政機関では、公然の秘密だったのだろう。
 
 内部告発を放置、あるいは無視した問題では、農水省と北海道が、真相を灰色決着で終わらせたが、

ひき肉偽装問題自体、ミートホープのみが悪かったという結論で、幕が引かれるのであろう。