22日の読売夕刊で、「『魚離れ』警鐘」と題し、22日の閣議に、2006年度の水産白書が提出さ

れ、了承されたという記事が載っている。

 記事によると、白書は「世界的に魚介類の消費が拡大する一方で、国内では魚離れが進み、日本が「買

い負け」していること」を豊富なデーターや事例を交えて紹介しているらしい。

そして、「魚のさばき方をスーパーなどの店頭で情報提供することなど、魚離れをくい止める取り組みを

強化し、魚を食べる文化を守る重要性」を、白書は強調しているようだ。

産経、日経も同様の記事を載せている。

 しかし、魚離れが進んでる最も大きな理由は、どこの新聞もはっきりとは、書かないが、「買い負け」

という言葉が如実に表しているように、日本の経済力が相対的にも絶対的にも低下しているからではない

のか。

いくらGDP世界第2位と言っても、パチンコの売り上げで水脹れしているのでは、腹の足しにはならな

いだろう。

 もちろん魚の値段もピンからキリまであり、一概には言えないが、オーストラリア牛肉、豚肉、鶏肉の

方が全体としては安い。

魚の場合は、高級なのは、高くて毎日の食材としてはとても使えないだろう。

それに、魚に比べ、牛肉、豚肉、鶏肉は品質が安定している。
 
 魚離れをしているのは、子どもの嗜好が変わったとか、調理が面倒という理由もあるが、むしろ値段が

高いので、その結果として魚を敬遠している、だから嗜好も変化したということではないのか。

 EU、アメリカ、中国に競り負けて、魚を買えなくなっているということは、これから先の蛋白源を牛

肉、豚肉、鶏肉などに求めなければならないということだ。

しかしこれらの蛋白源も、日本に安定供給される保証は、無論無い。