

私が前回書いた、オーストラリア大旱魃の話である。
「プレイボーイ」を読むと、世界の小麦輸出の15%を占めるオーストラリアの小麦の生産量は、6割も減ったようだ。
また、中国、ロシア、ブラジル、インドなどの国の経済が急成長したことで、穀物需要が増え、トウモロコシ、大豆などの穀物相場が急騰していること。それだけでなく、トウモロコシは、バイオマス燃料となるエタノールの原料として注目されていることにより、さらに価格が上昇していることも、書いてある。
この記事では、オーストラリアの旱魃が、地球温暖化と関連している可能性については触れていないが、もし関連しているのなら今年だけの現象ではないということだ。
また、もし、アメリカでも大旱魃が起これば大変なことになるであろう。
世界的な穀物の需要が、年々増えていくのは確実である以上、そこに、オーストラリアに限らず、どこかの穀物輸出国で旱魃が起これば、食料危機が起こる可能性も年々増大していくだろう。
百年来、千年来とも言われる大旱魃の起きたオーストラリアでは、農民の自殺も相次いでいるようだ。
これほどの重大な事実が、テレビ、新聞のメディアで、ほとんど報道されず、また主要な週刊誌も話題とすることはない。