ボームによれば、ホログラムのそれぞれの部分は対象、すなわち像のそれぞれの部分と対応しているのではなく、むしろ各部分は何がしか全体を包み込んでおり、ホログラムは包み込まれた秩序、内蔵された秩序の例ということになる。
つまり、ホログラムの性質をヒントにし、我々の世界のすべての事物や出来事は、空間的でも時間的でもない一つの分割出来ない内蔵された秩序が、投影され顕示化された、中空に浮かぶ像であると主張する。