タイトルどおり書きます。
変な偏りがあるかもしれませんが、ご参考に。

1位:DIRENGREY
彼らを1位にした理由は、孤高の音楽性にあります。孤高というと少々大袈裟かもしれません。彼らの音楽からは、XJAPAN、tool、opeth、その他カオティックハードコアの影響は容易にみてとれます。それらの音楽をミックスしてるけど、それだけのバンドなんて腐るほどいるのに、なぜ孤高なのか?
メタルは様式的な要素が多く、メタラーがガッツポーズをするポイントは決まっている。そのポイントは多分作る側も容易に分かってるから、そこははずさない。それは、J-POPが一般人に媚びてることと同じで、メタルというジャンルからすれば「ありきたり」で耳の肥えたリスナーからすればつまらない。DIRENGREYの音楽にはこの媚びが無い。だから新しさ、孤高となる。彼らが媚びをやらないというより、多分できない(特に弦楽器)のだが、正直速弾きの会得なんて3ヶ月もすればできるので、その気にならないで欲しい。

2位:XJAPAN
音楽性はパンク、スラッシュメタル、メロスピだが、メロディーが秀逸。またYOSHIKIのドラムは下手とか言う人が多いが、僕がドラムに求めてるのは疾走感なんであまり気にならない。テクデスのドラムは基本的に楽曲をぶち壊しているので、テクニック的に聞きたいときしか聞かないし。
テクニックの話をすれば、ある程度練習すればそれなりになる。それなり以上は個人のセンスだけど。それに比べてメロディーは、練習では身に付かない。音階を学んでも、響くメロディーはセンスのウェイトが高い。YOSHIKIの音楽は基本的なコード進行は複雑でないことが多いが、当てるメロディーが秀逸すぎる。

3位:ベルサイユ
正直3位から下はそれほど差はない。
ベルサイユはゴリゴリのビジュアル系バンドだが、メタルとしてのテクニックは問題なく、良質なメロスピ楽曲を提供してくれる。ベルサイユと名乗るだけあって、メロディーはどこかフランス的か。耽美とも言う。ボーカルメロディーはそれほど高くなく、オペラティックだが、メタルボーカル=ミドルボイスという媚びもムダ。高さよりもメロディーラインにオリジナリティーがあるかがポイントで、ベルサイユはここが孤高である。マリスミゼルがメタルとしてはテクニック不足だったが、彼らにメタルのテクニックがあったらベルサイユになったでしょうということ。

4位:ガルネリウス
ボーカルが小野正利になってからで。
ガルネリウスと言えば、超絶ギタリストsyuを擁するジャパメタの最高峰に位置するバンド。となりそうでならない。演奏技術で言えばトップなんだろうけど、トップになれないのはやはりメロディーの弱さだろう。「burn my heart」なんかは、洋楽に媚びを売ったようなダサイメロディーのせいで、神曲になる要素をぶち壊している。この曲で言うと小野のボーカルも訴えるものがない。声が高いだけでは熱くなれない。スーメタルに歌ってもらった方がマシじゃないかと思う。演奏は完璧ですがね。

5位:サウザンドアイズ
メロデスです、はい。
メロデスは、ボーカルは結構どうでもよく(ある一定以上であれば。)ギターがいかに慟哭のリフと泣きのソロを弾けるか、だと思う。その点、このバンドのギターのリフ、ソロはS級でギター好きな人なら常にガッツポーズできるはず。