ジャパメタはどうも性に合わない。

ジャパメタは、ラウドネス、ボルケーノ、サウザンドアイズ、ギゼ、コンチェルトムーンぐらいしかCDの持ち合わせがなく、にわか感丸出し。

と書いていて、洋楽メタルで最近聞くものは、ザクラウン、エボにーティアーズ、ディメンションゼロ、ダークムーア、エピカ、オーファンドランド、ダークルナシーぐらいで、メタルオタクでもない。

先に書いた、ギゼとかサウザンドアイズなんかは、クオリティは低くない。特にサウザンドアイズのギターソロなんかは情緒的でテクニックも申し分ない。ギゼも慟哭のリフが満載。

それなのになぜ性に合わないか。

私は日本人でありながら、洋楽ありきで日本の音楽を聞くので、レベルが圧倒的に低い音楽、洋楽で聞いたことがある音楽は受け付けない。
SEKAI NO OWARIとかカラオケで歌われると、その人と距離を置きたくなる。

話がそれたが、ジャパメタのほとんどは洋楽で聞いたことのある音楽になる。
ラウドネスは、高い評価を過去に受けただろうが、Xには到底追い付いてない。Xは演歌とクラシックとメタルの融合。日本人らしさを感じる。高崎のタッピングは正直イライラする。メタルを日本人がやっただけじゃ足りないんだよ。

X以降のビジュアル系バンドは、メイクを切り離すと、結局は和製メタルに行き着く。
マイナー基調のメロディにソリッドなリフとツーバス。僕にとって、ラウドネスより摩天楼オペラの方が遥かに胸を張ってこれがジャパメタですと言えると思う。

ジャパメタは、一般的に演奏は100点でメロディが30点といったパターンが多い。
メロディを普通につければ良いのに、ジャパメタ信者はそれがXっぽくなることを嫌う。無理に洋楽メタルっぽいメロディにするので、心を打たない自慰行為に終始してしまう。

と散々ジャパメタを虚仮にしたが、ビジュアル系の和製メタルは演奏力がやはり足らない。演奏力さえあればと思うのはDIRENGREY。音楽性が唯一無二なだけに惜しい。

自分にとって完璧なメタルバンド。
実はまだ見つけられてない。
DIRENGREYが演奏力あればなー。

ただ、自分にとって完璧なメタルバンドはジャパメタから出ると思ってる。ラウドネスとかXとかボルケーノとかDIRENGREYの良いとこ取りしたバンド、待ってます。