古いテントを蘇させる(ヨーレイカ シンドーム4)① | psychomatsu-2016のブログ

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日々のあらゆるストレスを感じている皆さんに、、一服の憩いを届けられるようなお話を、日記形式でしたためていきたいと思います。

使用歴20年以上の、テントを再生してみました。

対象のテントは「ヨーレイカ シンドーム4」です。

大分くたびれていて、生地はべたべた、シームシールは、はげてボロボロです。

たいへんお気に入りのテントですが、キャンプに使うのが、不可能な状態で、防水剤が劣化していて、触れると、手がべたべたになります。ボロボロのシームテープは粉状になり、払っても払ってもくっついてきます。防水性も失われていますから、雨水がしみ込んできます。これでは、せっかくの楽しいキャンプも台無しです。それでは、新しいテントを... ということになりますが、このテントに匹敵するものを見ると、万札の大枚を叩かなければなりません。やっぱり、できうれば、この

テントを使い続けていきたい。

 というわけで、いろいろ調べて、我が家の「ヨーレイカ シンドーム4」を蘇らせてみようと、考えました。

 

⑴ ヨーレイカ テント4 の検証

 張ってみると、外観はそんなに傷んでいるようでもなく、生地の破れはなく、縫い糸がほつれているところもほとんどありません。

 

 色合いも、形も最近のテントにはない、魅力があります。サイトでは、ちょっと目立つ存在になると思います。

 

 それでは、このテントの中を検証してみましょう。

 ① フライシートのシームテープの劣化

   フライシートの縫い目を塞ぐシームテープがボロボロになり、黄色く変色し、粉状に生地    面に散乱しています。この粉が、体に着くと、とれにくく非常に不快です。縫い目はシールされずここから、水がしみ込んできます。

    

 

 インナーテントのボトムに施されたシームテープもフライほどではありませんが、劣化して、ポロポロはがれて、防水性が失われています。

  ② 生地の劣化によるベトベト 

    生地が全体的にベトベトで、触れると、ベトベトがくっついてきます。テントの

  設営の後、手がベトベトして、水で洗ってもとれにくいです。

 

  ③ スリーブもべとべと、ポールが挿入しにくい。

    ポールを挿入する際にスリーブ内側がねちゃついて、スムーズに挿入できない。

 

  ④ 生地のべとべと、シームテープのはがれ以外には、生地の破れ、縫い目のほつれな

   どはなく、外観は、傷んだ印象はない。

 

というわけで、①②③ について解決すれば、これからも使う事は、可能であると思った。

 

⑵ それでは、どうすればよいか?

  ① シームテープを貼りなおす。

    シームテープをきれいにはがして、シームシーラー塗布か、新しいシームテープの貼り

   付け。

 

  ② 生地のベトベトは、洗い流して、防水剤を塗布する。(洗い流すことによって、古いシー

    ムシールをとりさることができるのではないか?)

 

  上記の考えられる対策を講じてみることにしました。

 

⑶ 対策の実行

  ① じゃぶじゃぶ洗ってみた。

    なるべく大きい容器に水、洗剤(適当)を入れ、そこにフライ、インナー、を別々にぶちこ

   んで洗いました。  

 

そして、すすぎ

    

 

※ 洗剤洗浄は、重曹を使う手もあるようですが、これを使うと、きれいになりすぎて、とんでもないことになりそうなので、普通の洗剤を用いることにしました。(防水剤をきれいにはがしてしまうそうです。)              

 

 乾かします。

 

 

自然乾燥の後、テントを改めてみますと、シームテープはかなりきれいに取り去られたようです。粉状のかけらも洗い流されていました。生地のべたつきもかなり緩和されているように見えました。

 

 ここで用意したのがコレ!

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以上の3種類を使って、縫い目の防水性の復活を試みました。

 

 

一番きれいなのは、シームテープですね。アイロンで手ぬぐい等を当てて、貼り付ければよいので、シームシーラー、シームグリップ(写真はありません)より短時間で、きれいにできます。

 

以上、テントの洗浄と乾燥、シームテープの復活を記述しました。

 

それからのことは、第二部で投稿いたします。

 

とりあえず おしまい(^O^)