・・ココロのビタミン・・
期待感は言葉と、言葉以外のしぐさや動作(非言語コミュニケーション)で示されます。

例えば、期待する子どもと先生の言動を例をとって説明したいと思います。
心から期待して話しかけると、以下のような言動が自然に伴います。

<言葉>
①子ども(期待する相手)が、先生の質問に答えられたときには、心持ちオーバーに
感心したり、ほめたりする。

②子ども(期待する相手)が、答えられなかったり、誤答したり、質問が理解できなかったときには、
質問の仕方を変えたり、ヒントを加え、正しい答えが出やすいように、かみ砕いて説明しなおす。

<非言語>
③子ども(期待する相手)と話すときには、身をのりだすようにして話しかける。

④子ども(期待する相手)には、視線を送ったり、うなずいたり、
ほほえんだりすることが多くなる。

逆に、こうした言動から、子どもは大人の期待感の有無を読み取ります。

「期待はしていないけれど、しっかりやりなさい」と励ましても、
励ましにならないのは、言うまでもありません。

期待感を込めた励ましは、相手の態度や対応の仕方を変えることができるのですが、
心のこもらない励ましの言葉は、口調や話し方、非言語の部分に表れてしまうということを
肝に銘じておきたいものです。

男女ともに、好きな相手と話すときは、視線を合わせる頻度が多くなり、
その持続時間が長くなることが、心理学の実験等でもわかっています。

視線は、行為を伝える有力な手段ですから、
視線をおくりながら励ますと効果は倍増します。

次回は、視線で励ますコツについて、お話したいと思いますラブラブ