犬や猫を飼っている方でしたら、ペットと過ごすことで、
心が癒される体験をされたことがあるのではないかな、と思います。
実際に、犬をなでていると、血圧も安定するというデーターもあるのです。

私は、今、犬・猫は飼ってはいないのですが、
子どものころ、飼っていた時期がありました。
思い返してみると、小学校低学年のころは、夜眠る前に1日のできごとをすべて、
ワンちゃんに話していました。かなりよい子でしたので、
まん丸なつぶらな瞳で、まっすぐこちらを見て、
話を聞いてくれていました。今考えてみると、
まるでカウンセラーのようです。
話しかけたり、なでたり、毛並みを櫛でととのえたり、お散歩に出かけたり、
今は亡きワンちゃんですが、楽しい思い出がたくさんあります。




ところで、動物の癒し効果は、古くから着目されていて、
古来からアニマルセラピーは行われてきました。

特に、感情に働きかける要素が大きいため、アニマルセラピーは、
慢性疾患だけではなく、急性疾患に対しても
積極的に治療に取り入れられてきたのです。



アニマルセラピーの中で、最も長い歴史を持つのが「乗馬療法」でしょう。
古代ローマ帝国時代にも、戦争で傷ついた兵士たちのリハビリに
乗馬が用いられていたと言われています。
現在、乗馬療法は完成された治療システムとして考えられており、
モンゴルでは、さかんに行われているそうです。
・・ココロのビタミン・・
カメが歩く姿は可愛いですよねラブラブこのカメは、思いのほか歩くのが早かったです
・・ココロのビタミン・・
アニマルセラピーの中では、イルカを使ったセラピーが有名ですね。
イルカは人間の血圧の状態や脈拍がわかるようで、
たとえば、右半身が麻痺している人が海に入ると、
イルカは必ず不自由な右側にまわり込み、不自由な右半身を支えるそうなのです偉い

また、自閉症の患者さんを大勢の中から見つけ出し、
自閉症の患者さんのそばについていたのだとか。
イルカは、本当に賢いです。そして、優しさを感じますラブラブ

イルカばかりではなく、ゾウや鯨も病人を判別することができるようです。
病人を選別する動物に共通しているのは、
ケガをした仲間をかばう性質がある点でしょう。

奥が深いです。いとこが動物園で獣医さんをしているので、
今度いろいろと聞いてみよう、と思っています。

アニマルセラピーについて、もっと知りたい、と思う方や、
実際に体験してみたいと思うけれど、どれが適しているのかわからない、
という方のために、いくつかオススメの本をご紹介しますね。