いけばな教室第20回 | 学者の道を現在こーじ中

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遥かカナダで12年、どこのドイツで2年を過ごしたINFP型・4w5の性格の学者です。
白と黒を纏い心地よい時と場を探し続ける発達障害グレーゾーンのパンダでもあります。
少しだけハードモードの人生を生きる日々を密かにしたためているじこまんブログです。

20回目のいけばなのお稽古に参加してきました。初等科の私はグラスペディア、ドラセナゴッドセフィアーナ、カーネーションを花材として、2回目のひらくかたちに挑戦しました。今回はグラスペディアを主枝、ドラセナゴッドセフィアーナを副枝としました。昔は主枝も副枝も同じ花材で生けられていたこの型ですが(教室の皆さん曰く)、今は主枝と副枝が異なっていてもよいのです。

 

グラスペディアは左右どちらにひらいても変わりないため、今回は副枝のドラセナゴッドセフィアーナを左右どちらに開くか、左に向けたり、右に向けたりして・・・悩みながら決めました。

 

 

 

1時間かけて自分の力で入れ終わるとこんな感じになっていました。

 

 

先生のチェックを受けるとこんな作品になりました。主枝と副枝の入れ方に関しては褒めていただきました。カーネーションの入れ方が少し変わりました。高いカーネーションが少し左に倒れ、客枝の下にさらに短いカーネーションが置かれました。

 

 

上から見ると、カーネーションはくの字型になっています。

 

 

今日学んだことは以下です。

  • ひらくかたちでは左右異なる花材を使っても良い。その場合、長さは同じでもよい。
  • グラスペディアは左右どちらにひらいても変わらないため、まずドラセナゴッドセフィアーナを左右どちらにひらくか決める。
  • 細いグラスペディアとのバランスをとるためドラセナゴッドセフィアーナは細く見える方(右、左)にふる。
  • ひらくかたちでは主枝(この場合、グラスペディア)の方により多くの花が添えられる。
  • 高く上げるカーネーションは今回の場合少し左に振った方がよい。
  • 客枝の下のカーネーションは客枝の1/2強の長さまで短くするとよい。