ストレリチア(極楽鳥花)をたててみる | 学者の道を現在こーじ中

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遥かカナダで12年、どこのドイツで2年を過ごしたINFP型・4w5の性格の学者です。
白と黒を纏い心地よい時と場を探し続ける発達障害グレーゾーンのパンダでもあります。
少しだけハードモードの人生を生きる日々を密かにしたためているじこまんブログです。

今年はクリスマスの時期に豪華な花を飾ってみたいと・・・

 

ストレリチアという珍しいお花をいつものお花屋さんで見つけてきました。鳥の頭のような花です。そう見えるのは私だけではないようで、極楽鳥花とも言われているようです。

 

 


完成した作品はこちら。ストレリチアを主枝、ストックを客枝として、たてるかたち(のつもり)で生けてみました。

 

 

 

今回学んだことは3点です。

 

一つはストレリチアの顔の向き。最初は向かい合わせに置いていましたが、どうやら(ネット検索結果によると)同じ方向に向ける人が多いようです。確かに、そうすることで同じ目標に向かって進む同志に見えてきます。

 

次に花材のバランスです。今回はストレリチアとストックという茎が太く重い花材を選んでしまいましたが、小原流は前傾にする流派のため、花材が重すぎると銀杏型の剣山では支えきれずに前に倒れてしまうこともあります。今回は花材の長さを短くすることでギリギリ倒れない長さにしてみました。たてるかたちの主枝は器の2倍以内というルールになっており、今回は1.5倍程度ですが、見た目もこれくらいが良いのかもしれません。

 

最後に花材の選択です。同僚の先生(四級家元教授)に写真を見せたところ、ストレリチアが南国の花のイメージがあるので、ストックのようなやさしい花ではなく南国っぽい花と合わせた方がよかったかもしれないというコメントをいただきました。確かに大きなダリアのような花やモンステラのような大きな葉っぱと合わせるとより豪華だったかもしれません。

 

以上、今年のクリスマスの花でした。