卓球世界国別ランキング(2) | 学者の道を現在こーじ中

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遥かカナダで12年、どこのドイツで2年を過ごしたINFP型・4w5の性格の学者です。
白と黒を纏い心地よい時と場を探し続ける発達障害グレーゾーンのパンダでもあります。
少しだけハードモードの人生を生きる日々を密かにしたためているじこまんブログです。


昨日は卓球の世界国別ランキング
(2013年12月分)を分析してみましたが、「結局、現在のランキングは?」という基本的な問題をカバーし忘れました(汗)。加えて、各国上位3選手のレーティングに基づき、コンピュータ・シミュレーションによる総当たり戦で決めるこのランキングですが、総合獲得ポイントでも、そこから生じる順位でも、ランクオーダーのため、実際の各国間の実力差が分かりづらいです。今回は、それぞれの国の上位3選手のレーティングの平均値を国別に比べてみました。

まず卓球世界ランキング、男子の国別比較です。ランキング順に
中国(CHN)から並べてみました。各国の値は3選手の Rating の平均値です。日本男子(JPN)は水谷選手(Rating Point = 2492)、松平選手(2421)、丹羽選手(2420)の Rating の平均値(2444.3)です。

世界卓球ランキング122013Men


飛び抜けて強い選手が1人いても(例:ベラルーシ BLR)団体戦では勝てないために、順位に対してレーティング平均値にばらつきが生じています。興味深いことに、下位の国から上位の国へ(下から上へ)観察すると、レーティングが加速度的に高くなっています。これを見る限り、中国が飛び抜けて強いものの、その強さは他国の成長線上にあるように見えます。

次に卓球世界ランキング、女子の国別比較です。
日本女子の上位は福原選手(rating point = 2761)、石川選手(2732)、平野選手(2530)です。


世界卓球ランキング122013Women


下位の国から上位の国へ(下から上へ)観察すると、レーティングは等速度的に JPN まで高くなり、中国が一つ飛び抜けているように見えます。

自分らしいマニアックなネタでブログ更新600回目を迎えた1月17日でした。