2日坊主達成、斉藤淳です。
世の中、恐ろしい人間は沢山います。上には上がいると、常日頃そう考えるべきであると痛感しました。
私最近、職をちょっと変えました。職と言ってもバイトですが(汗)
んで、その店にはカラオケが置いてあるのです。
気分良く飲んでる紳士が、ここぞとばかりに喉自慢。
上手い下手関係なく、気分良く歌ってもらえればけっこうです。
忙しく作業しながらも、実はちゃっかり聞いております。何かしら技は盗みたいので。
大概は70年代辺りの古き良き名曲がチョイスされているわけなんですが、ある日とある紳士が言いました
「じゃあ、ジュディマリいこう」って。
驚きはしましたが、「あぁ、これは接客してる女性従業員さんへのリクエストだ。」と。
そう信じて疑わなかった。
確か、曲はジュディマリの「クラシック」。
あの曲はイントロ無しでいきなり始まります。
でも、その紳士はずっとマイクを手に持っている。
「お客様、そろそろ曲が始まりますので、お手持ちの御マイクを○○さんへお渡し願えますか?」
そんなツッコミを思わず放ちそうな衝動を抑え、見守りました。
ご想像通り、この方歌う気満々です。
しかしながら、きっとオクターブ下げ、ないし、ファルセットおんりーで歌い上げるだろうと。
きっとこの方は、ご自分のお子さんの影響でジュディマリにハマり、今や携帯のアラームや着メロ、職場でのBGM等、あらゆる場面でジュディマリの楽曲が耳に触れていないとダメという、完全なるジュディマリ依存症な方であると。
だから、オクターブ下げで歌おうが、何しようがきっといいんだと。
ネタとかじゃなく、真剣に聞きたいし歌いたいが為の行動であると。その思考は大変立派じゃないかと。
そう勝手に妄想しました。
ところがどっこい。
この人、神でした。
歌声完全に女。
......
ちょっと言わせて。
俺さ、実はさ、女声で歌うのってけっこう得意だと思ってたわけですよ。
学生時代から、掴みのネタ的な感じでカラオケへ行くと一発目にアヤヤを歌ってみたり、それこそジュディマリ歌ってみたり。勿論地声でね。
それを超誇ってたわけではないけど、ある種の武器ではあると思ってたわけです。
世の中、そんな男もそんなには居ないだろうって。
ところがどっこい。
この人マジで凄い。神。
例えるならば...
歌の上手い30代OLが、恥じらいとか持ち込まずに済むよーな職場の同僚達と一緒にカラオケへ行き、一杯目のビールを飲み干した後にテンション全開で歌った時みたいなイメージ。なんなら小指立ててる感じ。
なんならその同僚達の中に、数年前まで思いを寄せてたけど、その彼も今は妻子持ちだし....みたいな切なさを抱いてしまう相手が居るイメージ。
もう、正にそんな感じ!!神!!
ピッチ、安定感、感情。素晴らしい。
完敗だよチクショウ。
リーマン辞めて、どーにかなれよ!!!
と、本当に言ってやりたかった。
そんな人がきっと沢山いるんだね。危うく自信失くしそうだったよ。
大変勉強になりました。ご馳走様でした。
そんな、赤坂の夜~2007年、秋~
俺の華はいつ開くのだろうか。