2016年11月19日に、なんば白鯨で行われた第38回サイコ・フォールズを振り返ります!

 

先月末に三重でのイベントにお呼ばれして、出張サイコ・フォールズに行ってきた二人。

冒頭ではそのときの珍道中について話しました。

 

大阪ミナミで開催されている当ライブですが、三重など遠方から来られるお客様もおられます。

 

実にありがたいことですね♪

 

 

鮎川がカウンセラー視点で様々な事象について語るコーナー鮎は思う

今回、扱ったテーマは

ギャングエージでした。

小学校の中学年から高学年辺りがその世代に当たります。家族から少し距離をとるようになり、同世代での仲間意識が発達する時期。

 

徒党時代とも言われるほど、集団で行動することが多くなる年齢です。

 

思春期にやってくる反抗期とは異なります。

野蛮な遊びなどの楽しさを知るタイミングなのがギャングエージ。

 

桜子や鮎川も自身のギャングエージ体験を楽しげに語りました。

 

鮎川のエピソードトークは、このギャングエージにちなんだものがとても多いのが特徴。

お笑い芸人としての礎が培われたという自覚が本人にもあるそうです。

 

最近では兄弟が減り、子供の人口自体も少なくなったことで、ギャングエージ体験をできる人が減っているのだとか。

 

そういった経験があれば、良き思い出が増えますが、なければ人生に重大な支障が出る、というものではありません。

 

ギャングエージが、具体的にどのようなものかを知りたい方は、名作映画『スタンドバイミー』をご覧くださいませ。

 

これほど上手くギャングエージを描ききった作品は、なかなかありません。

 

 

さてそれでは、後半のテーマトークへとまいりましょう。

今回、深堀するテーマはです。 

おやおや、紙の上部がペロンとめくれてしまってますね……。

 

自意識、自己愛、自信などは全てという漢字で始まっています。

 

自分のことを客観的に見るのは、誰しも至難の業。

 

 

自意識というのは自己意識であり自我意識。フランスの哲学者ルネ・デカルトの残した『我思うゆえに我あり』は、自意識を表した言葉です。

 

自意識過剰は、「自分が他人の目からはどう見られているのか?」がいつも気になってしまうこと。

 

思春期になると、総体的に自意識過剰な傾向が出てしまうもの。みなさんも振り返ると思い当たる節があるのではないでしょうか?

 

過剰な自意識を沈めるには、自信が必要不可欠。

 

 

今回は自信を失わせるメカニズムについて、細かく表にまとめながらお話いたしました。

詳細を語るとかなり長くなってしまいますので割愛させていただきますが、端的に言うならば劣等感の確認を人は無意識にしてしまう、ということです。

 

それを繰り返し行った結果、自信の持てないという状態が長く継続される。

 

自信を獲得したければ、何か行動を起こすしかありません。人間は行動によってしか自信を得ることはできないのです。

 

グルグルと悪い循環が起こり、負のスパイラルに陥っている方は、紙に書き出して自分が使っている言葉が、はたして適切なのかをチェックしてみましょう。

 

脳内に漂っている無数の言葉というのは、案外矛盾しているものです。

 

人と会話すると考えが整理されるのは、発話しているからですね。書き記すというのも、頭の中に行きかう言葉を整えるのには、かなり有効です。

 

今回は120分近い時間となりましたが、複数のお客様が真剣に二人の言葉に耳を傾けながら、何かを書きとめておられる光景が印象的でした。

 

笑いながら自分を変えるヒントが得られる。

 

それこそがサイコ・フォールズの特色かもしれません。

 

2016年のサイコ・フォールズも残すところ、あと一回となりました。

第39回は12月24日(土)に、同じくなんば白鯨で開催されます。クリスマスイブですね♪

 

次回のサイコ・フォールズもたくさんのお客様にご来場いただけることを心待ちにしております。

 

寒くなってまいりましたので、みなさんどうぞ体調を崩されないように、温かくして日々を過ごしましょう。

 

それではまた次回のサイコ・フォールズレポートでお会いしたいと思います!

みなさま、ごきげんよう~!!

 

                             写真・記事 高田豪