いつまでたっても消えない記憶。
もう、諦めの域に達してて、届かない想いは煙のように空に立ち消える。
恋愛感を180度変えられた人だったから、
こんなに長い間、心に残っているんだろう。
他の誰と居ても、きっと消えない記憶。
俺はこれから、ずっと同じ事で空を見上げる。
恋愛なんてバカらしい、そんな事にかけてる時間がもったいない。
ウソだ。本当は何時までも幻想の中にいたいんだ。
確かに俺の中で、あの日から恋愛と言う物に対して夢を見なくなった。
一番叶えたかった想いが空に消えて、その他の事はどうでも良くなった。
あの人はきっとそれを望んじゃいないだろうが、
それからの俺は抜け殻のようなもんだ。
多分これからもずっと、何らかのタイミングであの人を思い出し、
そして笑うんだろうな。いつまでも成長できてない自分に。
もしかしたら、そんな成長していない自分を見せたいんだ。
俺はまだ生きてます。そう伝えたいんだ。

薄れていく記憶の中で、あの人は笑っていない。
少し寂しそうな顔をしていて、幸せに疑問を抱いていた。
少なくとも俺に、悲しい事を話してくれた。
それだけで十分だった。

心のどこかにずっといる彼女の面影を追っていないと言えば、
・・・正直ウソだ。
だからと言って、前が見えていない訳じゃない。
前に歩かないと、いつかあの人に自信を持って話せない。
前を向いて歩くさ。解っちゃいるよ、

ただ、たまに思い出す位は、大目に見てくださいな。
そして、いつまでも、どうかお元気で。