今日お話しをした男性クライアントさん。

ご本人の了解を得て、内容を掲載させていただきます。

 

奥様との結婚を「どこの馬の骨かわからない男との結婚は許さん!」と

大反対した奥様のご両親のうち

お義母さんが最近亡くなりました。

 

大反対はしたものの、世間体もあってか、

結婚式にはご両親も参加されたそうですが、

その後もずっとすっきりとはいかない関係を続けてきたようです。

結婚後しばらくして、同居をすることになり、

彼は悩んだ挙句、「自分が我慢すれば丸く収まる」と

同居を始めました。

いわゆる嫁・姑のドラマチックな意地悪などはなかったようですが、

根本的にご両親に否定されているのを常に感じた30年だったそうです。

 

お義母さんは病気がわかって、5年程度治療されましたが、

最後はご自宅で息を引き取られたそうです。

 

就活ノートをつけていたお義母さんの

「一緒に住んでくれて、ありがとう」

という一行の言葉が、ずっと心の奥に仕舞い込んでいた

恨みのような感情をスッと溶かしてくれたのです。

 

本当はお義父さんとも話ができると良いけれど、

お義母さんからの一行のお礼で十分だと感じているそうです。

 

この方、いつも周りに感謝ができる人で、

素敵な人だなと思っていました。

でも、何か奥の方に隠していそうだなと思っていたのですが、

隠していたのはこういう恨みの感情だったのですね。

 

恨み言を口にするのは良くないとわかっているからこそ、

ご自分の心の奥に封印していたのでしょう。

 

一つづつ、小さな塊でも、大きな塊でも

体の外に出していくと、心も身体も軽くなりますね。

 

心の大掃除の季節です。

いらないものは、捨てちゃいましょう。

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