藤:「昨日は世の中の全てを手に入れる誰かが
いるんじゃないかという話で終わったわけだが。
何でもそれに対抗する方法があるって言ってたよな」
熊:「ああ、一つだけある。
僕が昔書いた小説『トランジスター』で書いた方法が
有効なんじゃないかと思っている」
藤:「トランジスター?
普通理系の人間は最後の伸ばす音は省略する筈だろ?
作者が低学歴なのが一発でわかるような小説だよな」
熊:「その通り。
今考えるともっと別の名前に変えるべきだったと思うよ。
例えば『人類全てが殺し合う』とか」
藤:「…それはそれで問題になりそうなタイトルだな」
熊:「でも、そこまでやらないと、
今書店の本棚でたくさんあるうちの本の中で
埋没していくのはわかりきってるだろ?」
藤:「…まあ、そうだけどな。
一体どんな内容なんだよ」
熊:「1999年7月1日午前9時に日本中で殺し合いを一斉に始めたら、
世界は終わるんじゃないかというような話だった」
藤:「…今更ノストラダムスかよ。
古いなあ」
熊:「当時は結構みんな本気で
世界が終わるんじゃないかって信じていたんだよ。
それに、この特定の日時で殺し合いを始めるっていうのは、
別に今でもやろうと思えばいくらでもできるんだぜ?」
藤:「その情報が広まればだろ?
別にお前の友達を非難するわけじゃないけれども、
お前が今交友している人間関係だけでは、
その情報が広まることはまずねえよ」
熊:「そりゃそうだ。
この世の中を終わらせるとか言ってる馬鹿は
殆どの人が無視する。
今までも結構馬鹿にされてきたしな」
藤:「だろ?」
熊:「でも、これからは違うかもしれないぜ?
この世の中の富を牛耳る1%の人間を潰すための、
対抗処置なんて今の世の中じゃ殆どないじゃないか。
でも、この方法はそれに成り得ると思っている。
中国とかで広がったら面白いじゃないか」
藤:「……いいのか、それで」
熊:「まあ、広がるかどうかはまだわからないから、
広まってから考えればいいんだと思う。
すぐ世界が終わるなんてありえないと思うし」
藤:「俺は知らないぞ」
熊:「最後にゲームについて書いてみる。
囲碁は駒を使って自分の陣地を相手より広く得るゲーム。
チェスは駒を使って相手の駒を潰して相手の王を倒すゲーム。
将棋は駒を使って相手からとった駒を
有効活用して相手の王を倒すゲーム。
現実は駒を使って相手の駒を何万倍にも変化させ強化したり、
無限に増殖させたり、永遠に消失させたりして、
王を名乗る人間たちの中から本当の王を探していくゲーム、である」
藤:「…………
何と声をかけていいのか困るが、
お前の出した駒は世界中の王を潰せそうなのか?」
熊:「別に王になるつもりはないけど、
とにかくこのカードはこの世の中に出して、
その上で判断してもらわないといけないんじゃないかと思っている。
それがこのブログを立ち上げた理由の一つだ」
藤:「そうか」
熊:「ちなみにこの小説、僕のホームページ から無料で見ることができます。
zip形式で圧縮されているので、解凍してみて下さい。
スマホ用に近いうちにPDF版も作る予定です」
藤:「…最終的に小説の宣伝かよ」
いるんじゃないかという話で終わったわけだが。
何でもそれに対抗する方法があるって言ってたよな」
熊:「ああ、一つだけある。
僕が昔書いた小説『トランジスター』で書いた方法が
有効なんじゃないかと思っている」
藤:「トランジスター?
普通理系の人間は最後の伸ばす音は省略する筈だろ?
作者が低学歴なのが一発でわかるような小説だよな」
熊:「その通り。
今考えるともっと別の名前に変えるべきだったと思うよ。
例えば『人類全てが殺し合う』とか」
藤:「…それはそれで問題になりそうなタイトルだな」
熊:「でも、そこまでやらないと、
今書店の本棚でたくさんあるうちの本の中で
埋没していくのはわかりきってるだろ?」
藤:「…まあ、そうだけどな。
一体どんな内容なんだよ」
熊:「1999年7月1日午前9時に日本中で殺し合いを一斉に始めたら、
世界は終わるんじゃないかというような話だった」
藤:「…今更ノストラダムスかよ。
古いなあ」
熊:「当時は結構みんな本気で
世界が終わるんじゃないかって信じていたんだよ。
それに、この特定の日時で殺し合いを始めるっていうのは、
別に今でもやろうと思えばいくらでもできるんだぜ?」
藤:「その情報が広まればだろ?
別にお前の友達を非難するわけじゃないけれども、
お前が今交友している人間関係だけでは、
その情報が広まることはまずねえよ」
熊:「そりゃそうだ。
この世の中を終わらせるとか言ってる馬鹿は
殆どの人が無視する。
今までも結構馬鹿にされてきたしな」
藤:「だろ?」
熊:「でも、これからは違うかもしれないぜ?
この世の中の富を牛耳る1%の人間を潰すための、
対抗処置なんて今の世の中じゃ殆どないじゃないか。
でも、この方法はそれに成り得ると思っている。
中国とかで広がったら面白いじゃないか」
藤:「……いいのか、それで」
熊:「まあ、広がるかどうかはまだわからないから、
広まってから考えればいいんだと思う。
すぐ世界が終わるなんてありえないと思うし」
藤:「俺は知らないぞ」
熊:「最後にゲームについて書いてみる。
囲碁は駒を使って自分の陣地を相手より広く得るゲーム。
チェスは駒を使って相手の駒を潰して相手の王を倒すゲーム。
将棋は駒を使って相手からとった駒を
有効活用して相手の王を倒すゲーム。
現実は駒を使って相手の駒を何万倍にも変化させ強化したり、
無限に増殖させたり、永遠に消失させたりして、
王を名乗る人間たちの中から本当の王を探していくゲーム、である」
藤:「…………
何と声をかけていいのか困るが、
お前の出した駒は世界中の王を潰せそうなのか?」
熊:「別に王になるつもりはないけど、
とにかくこのカードはこの世の中に出して、
その上で判断してもらわないといけないんじゃないかと思っている。
それがこのブログを立ち上げた理由の一つだ」
藤:「そうか」
熊:「ちなみにこの小説、僕のホームページ から無料で見ることができます。
zip形式で圧縮されているので、解凍してみて下さい。
スマホ用に近いうちにPDF版も作る予定です」
藤:「…最終的に小説の宣伝かよ」