PSYCHO村上の怪奇骨董音楽箱

午前8時に起きる。予め書いておくと、この日は「ダラダラする日」と計画に組み込んでいた1日なので、大した事は何もしていない。

取り合えず、コーヒー店に行って朝食を食べる。

新宿のレコード店に11時に行くと、まだ営業していない。お盆と言えども今日は金曜日。平日は12時からの営業なのだ。よって11時から営業している別のレコード店を先に廻り、12時を過ぎた頃に戻る。

13時30分には帰宅。昨日入手したレコードを聴く。

夕方から映画「時計じかけのオレンジ」（1971年）のDVDを見る。

実は、未だにラスト・シーンの意味を私は理解できてない。主人公は不良グループのリーダーで、夜な夜な暴力で悪の限りを尽くしていた。だが、仲間の裏切りによって、ひとりだけ逮捕されてしまう。

警察で「更生」と言う名の実質的な拷問を受け、暴力を見ると吐き気に襲われる＝暴力ができないよう精神的、肉体的に「治療」される。釈放された主人公は、かつて自分が暴力を振るった人々から逆に暴力を受けて行く。まるで逆転した世界のようだ。

ここから話が展開し、最後に主人公が邪悪な目つきでニヤリと笑うのであるが、今の私の理解力では、この意味するところが解らない。

次に見たのが映画「天使にラブソングを・・・」（1992年）。

現在、4K版が劇場で上映中であるが、うまくスケジュールに組み込めず、行けてないので家で見た。2022年頃に1回、リヴァイヴァル上映を劇場で見たのだが。

主人公はクラブに出演する歌手で、ある日、殺人事件の現場を目撃。犯人から命を狙われる。警察にとって目撃者は重要人物であり、主人公を守るべく、身を隠す場所を用意した。それが田舎の修道院だった。

派手な生活を送っていた主人公にとって、清く、正しく、美しくの生活は馴染めるものでなく、部屋を抜け出して夜遊びに出かけるなど、行動が問題視される。ある日、修道院の聖歌隊が歌を披露した時、外れた音程、リズムのずれ、一体感のなさを目撃し、主人公のプロの歌手の魂に火が着く。

歌とリズムの指導によって聖歌隊のレヴェルはどんどん上がって行き、ゴスペルをロック風にアレンジするなど、斬新なアイディアで修道院が盛り上がって行く。伝統を重視する経営陣との意見の相違がありながらも、聖歌隊は地域で評判となり、修道院には多くの人が詰めかけた。

盛り上がりを聞きつけたテレビ局が取材に来るが、その際に主人公が写り込んでいる様子が放送され、犯人グループに居場所が判ってしまう。修道院に犯人グループがやってきて、そこからどうなるか・・・というストーリーだ。

その後、牛丼屋に行って大量のニンニクを食べる。見るからにニンニク臭そうであろう。今日は誰とも会話しないので大量摂取なのだ。

帰宅しても大してネタになる事はなく、24時には眠る。

2025.8.15（お盆7日目）