辛党は刺激的な味と人生を求める | しんりの手 :psych NOTe

辛党は刺激的な味と人生を求める

食べ物の嗜好を検査するのに一般的に使われるのは一つの軸で考える方法だ:つまり甘党よりか辛党よりか。これによると辛党は刺激探求人と呼ばれている。すなわち辛党は味にも人生にも刺激を求めている。

辛党の求める味は香辛料系、酸っぱい系、歯ごたえが有る系の食べ物だ。辛党は男性の方が多い。辛党には更に特定の性格が多い。ある研究では辛党の性格は、他人に良い印象を与えることに関心が無く、社会的ではなく、順応的ではなかった。逆に言えば軸が一つなので辛党の対極にある甘党は逆の性格とも言える:甘党は他人に良い印象を与えることに関心が有り、社会的で、順応的だ。

総合してみると辛党は味に関しても人生に関しても刺激を求めていると解釈できる、と言うのがこの心理学者の見方だ。

味の嗜好を一つの軸(甘党か辛党か)で判断するのには批判があり、最近では刺激探求尺度と言うのが良く使われ出している。これは味の嗜好から見るのではなく、逆に刺激探求度から複数の味の嗜好を見る方法だ。

これによると刺激探求度が高い人が好きな飲食物は次のもの:全ての種類のアルコール、その中でも特に強い度数の物とビールが好き。日本食が好き(アメリカでの統計)で、辛い料理が好き。反対に刺激探求度が高い人が嫌いなものは、炭酸飲料、パンやコーンフレーク、アメや果物、それとアルコールの中では甘いのだけは嫌い。結局どちらの検査を使っても辛い物好きは刺激物が好きということだね。

さて、先週の木曜は聖パトリックの日で心理学部には緑色のマフィンが食べ放題で置いてあった。もちろん僕は貧乏なので無料の食べ物は大好きだ。僕の腹を空かせた食べ方がよほど人のツボにはまったのか、翌日の朝には僕の机には山のようなマフィンが届けられていた。食べ物を送ってくれるのは有り難いんだけど、甘党ってイメージはどうよ?と一瞬ひるむ。でもこの研究を見ると辛党の印象はあまり戴けないものばっかりなんで、甘党のイメージを受け入れるよ。

関連ブログ:
え?甘党の男は優しい!?(雅楽多blogさん)http://gutti.livedoor.biz/archives/16871641.html

情報元:
Marvin Zuckerman (1994). Behavioral expressions and biosocial bases of sensation seeking.

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