大きな目標物見つけるのは老人の方が速い
一般に老人の反応速度は遅いとされてきた。しかし見つけるべき目標物が大きく、明暗がはっきりしている場合は、老人の反応速度は若者より速かったという。そうなんだ。ふーん。この研究者(Allison Sekuler)はその理由として視覚の抑制効果を上げている。確かに目の仕組みを考えるとそれで辻褄が合うんだよな。でも老人の方は反応が速いなんて受け入れるのが難しい。。
目の仕組みを勉強すると、その洗練され具合にもう驚くばかりだよ。目って情報を単に受け入れるんじゃなく、横の連携がすごいんだ。目には何百万ものドットみたいな光受容体がある。その一つ一つが横のドットに比べてより明るいとかより暗いとかを感知して、明暗の差を際立たせた情報を僕らは視覚として受け取っている。それが調節機構だ。
細かい目標物を探す時はこの調節機構が役に立つ。若者は調節機構が活発なんで細かいものや明暗のはっきりしないものを探すのには有利だ。だけど見つけるべき目標物が大きくなるとこの調節機構が意味をなさないので若者の有利が消える。
ふーーん。この結果はすごいと思った。車の運転とかに応用して老人に多い事故を減らせないのかな。この研究は知覚心理学、認知心理学、神経学の間かな。で応用する部分が工学心理学。