こんにちは!いっそのこと日本三大祭りを、「山崎パン祭り」「東映まんが祭り」「花王ヘアケア祭り」に変えてしまったほうがいいと思う男サイキックソルジャー田平です。

年末に、海外旅行に行く方も多いでしょう。うらやましい限りです。

でも海外では油断してると危険なこと(強盗、サギ、スリ)も多いので、ご注意くださいね。この手のグループは日本人観光客を大好物にしてますから。

しかしながら現地の方とのふれあいなど変に警戒しすぎると、本当は楽しいはずの旅も楽しくなくなります。要するに、どういう手口のサギ・犯罪が多いかとか、最低限の注意事項を知っておくことが重要で、それにより対策もくさるほどあるわけですから。旅を楽しく過ごすためにもその辺の下調べをやっておく事は最低限必要ですよ。

でも、ほんとバカな手口が多いんですよね。南米はアルゼンチンで有名なのが、ケチャップ・タバスコ強盗(二人組が多いらしい)。当然ケチャップを盗られるわけではなく、ケチャップやタバスコを私達のカバンや服にかけ、親切を装って「ケチャップがついているので、拭いてあげよう」と大量のティッシュを持って声をかけてくるらしい。で、ケチャップまみれになった服とかに気をとられているうちに、カバンやその中身の金品をもって逃げられるというもの。私は南米に行く飛行機の中で、その手口の事を本で読んで知りました。

で、アルゼンチンの空港に到着し、ホテルに向かう途中、大通りを歩いていると早速、来たのです、奴らが。台本通りのセリフ言いながら、手には大量のティッシュを持って。

私の服、カバンは変な緑色のタバスコまみれ。私は、即座におぼえたてのスペイン語で、
「泥棒(ladron)」と大声で叫ぶと、あっという間に彼らは周りの人達に取り押さえられました。

そしていつの間にか警察も現れ・・・おおごとに。サイキック、でもここでよく考えてみる。

「ちょっと待てよ・・・俺・・・実際に何も盗られてないやん・・・。証拠がなかったら、どうなんねやろ??」と考えている矢先、二人組のポケットから、なんと福沢諭吉さんが5枚も出てきた。

明らかに私のものではない、でも私は日本人。警察がコレを盗られたのかと聞いてくる。

このシチュエーション・・・、まさに金の斧と銀の斧では・・・。

心の中ですごい葛藤を繰り返す。「正直に言えばどうなる?こいつらは釈放?また被害者が出るかもしれないぞ?お前がやらねば誰がやる?」。勝手な大義名分を整理した上でキャシャーン気分で「はい」と答えるサイキック。タコ殴りにされる泥棒さん。結局、常習犯だったという事で捕まって良かったのですが、この5万円・・・。

今さらながら、『行列のできる法律相談所』に相談しようか迷っているサイキックプチ告白の巻でした。