しがみつく
劇団 「前回の記事は『無意味』ということで、
安定した電源がなければ半導体など最先端技術による
製造は続けられませんから、
今後世界に通用する技術をもった日本企業は
原子力により安定した電源を持つ他国へ逃げていきます。
円の下落も止まりませんから、富裕層も日本を見捨てて
逃げていきます。
反原発を叫ぶ残った日本人は紙切れみたいになった円を
かき集めて中国産の太陽光発電パネルを大量に買い付けて
EV化を更に促進する。
そこに地球温暖化により破壊力を増した巨大台風が毎年
繰り返し襲来して日本は壊滅します。
日本は中国・アメリカ・インド・ロシアの養分になって
消えていくんです。
世界の二酸化炭素も総量はたいして減らない。
なんて無意味な死なのでしょうか。
でも、理想に殉じるとはそういうことなのでしょうね。
脱炭素の理想に準じて消えてゆく
日本の未来を肯定したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「日本の破滅を受け入れるしか無いとは
ボクは投げ遣りな印象を受けましたが。」
CS 「前回の記事で仙道研究家 高藤聡一郎氏が語った
死ぬべき時に
死ぬのが仙道だ・・・。
という言葉を紹介しましたが、
わたしはこういうものだと思うんです。」
劇団 「こういうものって?」
CS 「仙道(タオ)では世界には陰陽の
二極のエネルギーがあり、
常にそのバランスを変化させながら生成と消滅、
盛衰を繰り返している。」
「それは恒星が消滅してブラックホールになるような
数百億年かかるマクロなレベルから、
人が生まれて数十年で死んでいくミクロまで
程度の差こそあれ本質は同じなんです。」
「もし日本がこのまま消滅する段階の流れにいて、
その流れに乗るのが個人の運命だったら
どうしようもないわけです。」
「その現実をありのままに受け入れて死んでいく。」
「それが仙道(タオ)の生き方なんです。」
劇団 「CSさんは仙道をずっと続けているから
運命を受け入れられるのかもしれませんが
普通に生きている人は無理ですよ。」
CS 「それはそうでしょうね。」
「わたしは丹道を開いてクンダリニーを上げたり、
瞑想中に全身が高電圧のようなエネルギーに
包まれて意識が爆発して宇宙に拡散した体験など
いろいろと繰り返しているうちに
何かが徐々に消えてしまった感覚があります。」
「それが良いことなのか悪いのか
判断は付きかねるのですが、
人を人たらしめる何かの一部が失われて
しまったことを自覚するようになりました。」
「(それが何なのか?)
と問いを発したところ、
ある時答えが降りてきました。」
劇団 「それは何だったんですか?」
CS 「失われたものは、
執着
でした。」
「過去記事でも書きましたが
わたしは上位の存在と繋がって
シャーマンとしての生き方を
決めてからは、
上位から(退職しろ!)と情報が降りてきた
その日に退職を申し出て、
400万円と3年の歳月をかけて資格を取り
10年のキャリアを重ねた仕事を廃業して、
運転中に通りがかって(行け!)と言われた
HONDAのディーラーに入り300万円の新車を
即決で買い、
車で信号待ちの時にふと見た不動産会社の
広告を見た時に(ここに行け!)という
情報が降りて来たので、
そのまま飛び入りで訪ねて回った2軒目の
建築中の部屋の賃貸契約をその場で決め、
ネットサーフィンでたまたま出てきた審美歯科の
サイトを見て(ここで歯を変えろ)と来たので
命じられるままに250万円で奥歯・前歯を
ジルコニアに替えたり、
某FX塾のサイトを見て
(ここに入れ!)と降りてきたので
その場で50万円払って入会したりなど、
わたしは上位から情報が降りてきたら
何があろうと一瞬で従うんです。」
「多分、これは他の人にはなかなか出来ない
のではないでしょうか。」
「わたしは別に絶対にうまくいくと確信している
わけではなくて、破滅してもしょうがないと
覚悟して行動しています。」
劇団 「確かにCSさんが一般人よりも
執着が無いのは事実ですね。」
CS 「お陰様でなかなか貯金が増えませんでした。」
劇団 「(笑)」
CS 「今週も月曜に家でチャート分析とトレードを
しようとしていたら、
(コストコで牛肉を補充して、
帰りに区役所で期日前投票しろ)
と情報が来たので
その日は国民民主に投票してから
肉の解体と真空パック詰めに費やして
トレードはしませんでした。」
「ちなみに投票先は特に指定がないので
自分で決めました。」
劇団 「やっぱり原発ですか(笑)」
CS 「次世代炉への建て替えを主張しているのは
国民民主だけなんです。」
「思いっきり右のポジションを狙ってきているのですが、
保守の補完を狙うのは戦略的に正しいと思う。」
CS 「話が逸れましたが、
常識的に考えてわたしの行動は異常ですよね。」
劇団 「ボクはCSさん以外でこういう行動をする人は
見たことないですね。」
CS 「執着が人より少ないわたしが異常ということは、
執着こそ人を人たらしめるものだったんです。」
「そんなわたしから見ると
みんな何かに執着することを捨てられない。」
「しかし、これは霊視や占いで人の未来を
読み取る能力を持った方ならわかってもらえると
思いますが、
人間の一生ってほぼ90%は生まれた時から
もう決まっているんです。」
「まれに大谷翔平のように悪くなる流れを選択した
はずなのにどん底から這い上がって
逆境をバネにさらなる成功を収める人もいますが
一般人が真似したらほぼ100%確実に潰れます。」
CS 「ああいう人は生まれ持った器も違うし、
普段からの物事への取り組み方が
一般人とはレベルが違いますから
可能だったのでしょう。」
「わたしが身近で見てきた人たちは
悪い流れに乗ったらまずリカバリー
できないです。」
劇団 「CSさんが言う、
破滅へまっしぐら~
ってやつですね。」
CS 「わたしも今まで気功指導で数回で
辞めた人を含めれば
300人以上を指導してきて、
その中でわたしにお金や仕事、異性など
願望実現に関する話をしてきた人が
9割はいたと思います。」
劇団 「そのくらいいるでしょうね。」
CS 「わたしは周囲の人にはアドバイスしないように
心がけているのですが、
受講者の方々は受講料を頂いていますから
黙っているわけにも行きません。」
「ただ、あまり他人の生き方に干渉しすぎるのも
悪いと思うので、
こういう時代ですから〇〇の投資は
リスクが大きい可能性もありますよ。
とか、
その女性には半年くらいはこちらから
絶対に連絡を取らないほうが良いように
感じました。
○〇〇○は人によって適性がありますから、
しばらく様子を見て続けるかどうかを
決めた方がいいかもしれません。
という感じでそれとなくぼやかして答えるんです。」
劇団 「それでどうだったんですか?」
CS 「わたしのアドバイスをそのまま実行した人は
1人もいませんでした。」
「結果、みんなその後苦労していました。」
劇団 「そういえば、シャーマンFX軍団もパダワン以外は
全員断られたんですよね。」
CS 「その後、断った人たちの中でFXを始めたり
続けている人がいるのですが、
みんな資金が増えなくて苦労しています。」
「でもそれでいいんです。」
「わたしの言う通りにそのまま実行したら
それは教祖と信者の関係になってしまいます。」
「しかし、自分の好きなようにやって苦労するのなら
それは高藤聡一郎氏の、
死ぬべき時に
死ぬのが仙道だ・・・。
という自身の運命を選んだということなんです。」
劇団 「結果がどうであれ、自分の運命を受け入れたと
いうことなんですね。」
CS 「例え、本人自身の選択でうまく行かなくても
それで仙道の生き方を実践できたわけですから
わたしとしては問題ないわけです。」
劇団 「うーん・・・。」
「執着は捨てられないか。」
CS 「特に高藤聡一郎氏の元弟子だった人たちの
執着はスゴイです。」
劇団 「えーっ、それ逆のはずじゃないですか?」
CS 「高藤聡一郎氏もああいうこと言いながら
お金への執着はすごかったらしいですから。」
「知人だった方によると、
どうやって税務署を回避できるかばかり
話していたそうです。」
劇団 「死ぬべき時に死ぬのは本人自身の
理想だったのでしょうか?」
CS 「高藤氏の元弟子だった受講者MさんとUさんは
FXトレードしていて年齢も60歳、52歳ですが
いくら負けようが諦めるどころか、
〇〇に気をつければ
今度から勝って
1年後は複利で資金が100倍ですよぉ。
とか
これから性格を鍛えれば
さらにロットを増やせますね。
みたいなポジティブなことしか言いません。」
「でも執着最強クラスはけーうさんですけどね。」
劇団 「けーうさんって久々に出ましたね。」
CS 「けーうさんは57歳の独り暮らしで
(自分は発達障害のアスペルガーです。)
とよく書いています。」
「自分が発達障害だと受け入れたということは
人生にそういう設定を埋め込んだことに
なりますから、
仕事とか人間関係について
自分が認めた障害の中の
出来る範囲で行動するしかありません。」
「当然、一般人に比べて持てる願望にも
制約がかかります。」
劇団 「確かに障害の無い人と同じ願望を叶えることが
難しいケースはあるでしょう。」
CS 「でも、けーうさんのブログを読んでいたら、
電話口で古い友人から発達障害のせいで
過去に自分でも気づかないうちに友人を
怒らせていた出来事について
7時間近く説教された
エピソードを語りながらも、
57歳の今まで人生から何を学んだのでしょうね。
まだ諦めるには早い
そんな声が聞こえました。
と結んでしました。」
劇団 「(まだ諦めるには早い)か・・・・・・。」
CS 「これを読んで
高藤聡一郎の弟子たちの
執着ってスゴイな。
特にけーうさんは
執着というよりも
しがみつく
だな。
何かにしがみつくグリップ力が
半端ないな・・・。
と感心したのを覚えています。」
劇団 「けーうさんは何かにしがみつくことは
絶対にやめられないんですね。」
CS 「過去にも武術を諦めたと言いながら、
武術に関する過去の記憶ばかりSNSに
書いていました。」
「でも、それでいいんですよ。」
「無駄だとわかった上で
それでも何かにしがみつくのなら
それでいいじゃないですか?」
「無駄だろうがなんだろうが
自分がやりたいと思ったことを
結果なんて考えずに
やればいいだけです。」
劇団 「なるほど。」
CS 「でもけーうさんは無駄だとわかった上で
しがみつくことも出来ないんです。」
「昔、SNSに
どうせ恋愛しても仕事頑張っても
死んで無になるんだから無駄なんだよな。
などと書いていましたが、
正直、結果が得られないから
無駄だと考えるのは
卑しい生き方だと感じました。」
「けーうさんは何かにしがみつくことをやめられず、
その上、結果にこだわり続けるから虚しい思いを
抱き続けて残りの人生を生きていくのでしょうね。」
「ただ無意味に生きればいいのに。」
「彼を見てわたしは、
努力した結果、無駄で虚しくて孤独になり
最後は破滅するという
最悪の結果を受け入れた上で
自分の生き方を貫くのがいいのではないか?
と思い至るようになりました。」
劇団 「反面教師ですか。」
CS 「そう考えると、今の日本人って
しがみついている人が
増えていると思います。」
劇団 「そこでいきなり日本人の話に繋がりましたね。」
CS 「ここ数日の猛暑を見ていても、
これはもう日本は保たないな。
と破滅への流れが加速している
印象を受けました。」
劇団 「インドより暑いって傑作ですね。」
CS 「ここまで温暖化の速度が速いとは・・・。」
「2018年に東京は40℃を越えましたが、
今年は42℃になるそうです。」
CS 「これから2030年、2040年に向けて今とは比較にならないくらい
海水温度が上昇するのに。」
劇団 「どうなっちゃうんでしょうか。」
CS 「このペースで行ったら2030年になる前に
東京は45℃を越えて
瞬間風速70mを超えるスーパー台風が
年に何回も日本を襲う。」
「これはもう原発を再稼働しようが
何をしてもダメなのかもしれない。」
劇団 「屋根が吹っ飛ぶレベルになったらもうダメですね。」
CS 「それでも太陽光発電のみで乗り切ろうとしている
人達が多いです。」
CS 「そういうタイプを見ていると
子供や孫がいる人が多くて、
彼らの思考回路は
原発は放射性廃棄物が出るし
地震によるメルトダウンが
心配だから全て廃炉。
二酸化炭素排出を減らせば
異常気象が収まる気がするから
(実際は収まらない)
火力発電所も減らす。
太陽光発電なら二酸化炭素も出ないし
安全だから増設していく。
というリスクを避けて安心を求めた結果、
消去法で太陽光発電を選んでいます。」
「破滅が迫っている状況で
超安全思考で当たり障りのない結論を
出すのは危険だと思います。」
「業績が悪化し続けている落ち目の企業と
同じで、
安全ばかり求めてリスクを取って行動しないと
ジリ貧で最後は確実に破滅します。」
「今の日本人はこのパターンですね。」
劇団 「それが悪い流れの加速ですか。」
CS 「個人レベルの対策として
最近、
(投資でお金を増やしておけば安心)
という人もいますが、
ブラックアウト(大規模電源喪失)は
突然起きますからいくら資産があっても
避けるのは無理です。」
「長期のブラックアウトで暴動・略奪が起きても
島国からは逃げられません。」
「論理的に考えて、
確実に日本の破滅を逃れるには
1日も早く日本を出て海外で暮らすしか
ありません。」
「しかし、海外で暮らすのも難しい。」
「与沢翼のように投資やトレードで
お金を稼いで海外で暮らせるように
なる人は
プロスポーツ選手になるのと同じで、
あらかじめそのような運勢が決まっていて
適性が無い人はいくら努力してもダメです。」
「ただ、時間とエネルギーを無駄使いするだけで
却って破滅に近づきます。」
「そう考えると、
結局、何をやっても無駄で
自分と家族全員が破滅して
死んでいく。
という最悪の結果を受け入れながら
生きて行くしか無いんです。」
「気功指導していても、これが出来る人は
ほとんどいません。」
「これこそがわたしの指導の本質なんですけどね。」
劇団 「でもそんな未来を受け入れるのは
キツイですよ。」
CS 「リスクを犯さずに今のままでも
安全な未来が来るという
低い可能性にすがりつくことを止めて
あらゆるバイアスを排除した結果、
はじめて冷静に思考しながら
行動できるようになるわけです。」
※次回の記事更新日は7月10日になります。
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