ドッペルゲンガー? | 遠隔気功操作 サイキック覚醒丹道周天法

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背骨内部を気が通る丹道周天、クンダリニー覚醒を体験したCOSMIC SHAMANが、気功・仙道、神秘行に対する
考察を述べるブログです。

 

 

     ドッペルゲンガー?
             
劇団 「前回の記事は『ハンディキャップ』ということで、
           男性受講者Nさんが絵に描かれた杖をついた仙人

     李鉄拐(り てっかい)から波動感覚を得た話から、

 
     ハンディキャップを抱えながら も、それをバネにして

     技を磨いた人たちの話をしたんですよね。」

CS 「ハイ、そうです。」

   「先日、長野県在住の40代男性受講者Hさん

    指導した時に彼から、

 

   僕もブログの李鉄拐の絵を見た時は体に力が入って、
   (さすがに昔の仙人は杖をついていても鍛えていたんだな。)
   と思ったのですが、右側の仙人の絵からは何も感じませんでした。


   どうして何も感じなかったのでしょうか?
 

   という質問を受けました。」

 




劇団 「同じ絵に描かれている仙人の絵でも、

     それぞれ感じるものは違ってくるんですね。」
 

CS 「それを聞いた時わたしは、
 

    (Hさんはさすがに10年近く受講を続けて丹道周天を

     開いているだけあって、画像に意識を向けただけで

     そこまで見分けられるものなんだな。)


    と感心しました。」


劇団 「と言いますと?」
 

CS 「実は右側の仙人は蝦蟇(がま)仙人といって、
    日本絵画で仙人の画題としてよく取り上げられる

    架空の仙人なんです。」
 

   「そのため長野の男性受講者Hさんは実在した仙人(李鉄拐)からは

    波動を感じたのに対して、架空の蝦蟇仙人からは何も感じなかった

    わけです。」

 

劇団 「よく見ると絵にはカエル も書かれていますが、 

     あれはガマガエルだったんですね。」

CS 「付け加えるなら、蝦蟇仙人は、劉 海蟾(りゅう かいせん)という
    中国の仙人をモデルしています。」
 

 

劉 海蟾(りゅう かいせん)

 


16歳で科挙の明経科の試験に合格した秀才で、後梁の燕王劉守光に

仕えて丞相にまで出世した。

 

ある日、正陽子と名乗る道人がやって来て、鶏卵十個と銭一枚をくれるように言う。

 

劉海蟾が言われた通りにやると、正陽子は机の上に銭を置いてその上に

次々に鶏卵を乗せていく。

 

それを見た劉海蟾が思わず危ないと叫ぶと、

道人は「そう言うが、実はお前の身分の方がこれよりもっと危ない」と

言い残してどこかへ行ってしまった。

正陽子のこの一言で悟った彼は、すぐに官職を辞して、狂人の真似をして

歌ったり躍ったりしながら身の危険から逃れて、ついに道士となり、

海蟾子と号して修行に専念した。

 

のちに呂洞賓に会い、金液還丹の秘訣を授けられて、現在の陝西省西安市鄠邑区

の終南山の麓、石井鎮阿姑泉歓楽谷で修道して仙人となった。

 

後世には同市の曲抱村の玉蟾台に「劉海廟」が建立されている。

 

成仙した後、

 

ある道観で「亀鶴斉寿」の四字を壁に書くと、同時に数千里四方の道観で

同じことが起こる

 

など、常に終南山と太華山間を往来しながら、各地で様々な神異を顕わした

と伝わる。


CS 「劉 海蟾(りゅう かいせん)が壁に四文字を書くと同時に数千里先でも

    同じ姿が見られたというエピソードについては、

 

    仙道研究家 高藤聡一郎氏の著書『秘法  超能力仙道入門』にも

    書かれていたので覚えがある方もいると思います。」


劇団 「体外離脱ということでしょうか?」
 

CS 「仙人図で左側の李鉄拐が口から煙のようなものを出していますが、
    あれは李鉄拐の魂(幽体)です。」


劇団 「確か李鉄拐は体外離脱している間に肉体を焼かれてしまって、
     替わりに死んで間もない足の悪い乞食の肉体に魂を

     乗り移らせたんですよね。」
 

CS 「李鉄拐が行っていたのは体外離脱です。」


   「それに対して劉 海蟾(りゅう かいせん)は同時に二つの場所に出現して

    いたわけですからドッペルゲンガーになります。」


劇団 「確かドッペルゲンガーって、もう一人の自分に出会うって

     やつですよね。」


CS 「有名なドッペルゲンガーの例としてゲーテの体験があります。」

 

 

 ドイツの有名な詩人であり、賢明な政治家でもあったゲーテも

ドッペルゲンガーを目撃していました。

 

ある日ゲーテが馬で帰宅している途中、反対側からこちらに向かってくる

自分を発見しました。

ゲーテはこの経験を肉体の目ではなく心の目で見たようだと語って

聞かせたといいます。

 

それから8年後にゲーテはまた不思議な経験をしています。
 

馬で出かける最中でゲーテはこの日の服装が以前目撃したドッペルゲンガーと

同じだということに気が付きます。

 

そのとき、過去に見た自分は現在(未来)の自分を目撃したものだったことに

気付きました。

また、別の日には自分と同じ服を着て道を歩いて行く友人を目撃します。

 

不思議に思いながらゲーテが帰宅すると、そこには物理的にいるはずのない友人が

先ほどと同じ服を着て休んでいました。

友人は突然の雨に降られ、服が濡れてしまったのでゲーテの服を

借りていると語りました。

 

ゲーテは自身だけでなく友人のドッペルゲンガーも目撃していたのです。



劇団 「CSさんはドッペルゲンガーの体験ってあるんですか?」


CS 「自分の姿を見たというのは無いです。」


   「 受講者の方からそれに似たような体験を聞いたことは

    何度かありますが。」
 

劇団 「 似たような体験と言いますと?」
 

CS  「以前、生まれつき波動感覚が開いている男性受講者がいたのですが、

     彼が霊感の強い20代の知人女性と電話で話をしている時に、
     ふと気づくと自分の横に彼女の姿が見えることが何度かあった

     と言うんです。」


劇団 「電話で話してる相手が横にいるというのは同時に2ヶ所にいるわけですから

     ドッペルゲンガーですよね。」
 

CS 「話を聞いたわたしが
 

   (その女性の姿は一瞬見えるだけなんですか?

    それとも電話をしている間ずっと見えているんですか?)
 

    と質問すると、

    (その時々で見える長さは違っていて、数分の時もあれば

     電話をしている間ずっと見えていることもあります。)
 

    と答えていました。」

劇団 「そんなことあるんですね。」


CS 「それから電話(スカイプ・LINE通話を含む)をしていると
    隣に話し相手の姿が見えるという現象について

    それぞれ違う人から2~3回話を聞きました。」

 

   「それは全員女性でした。」 


劇団 「ドッペルゲンガーって思ったより起こるものなんですね。」


CS 「一口にドッペルゲンガーと言っても、上記の電話のエピソードと

     劉 海蟾(りゅう かいせん)やゲーテのドッペルゲンガーが

    同じかどうかは意見が分かれるところです。」

   「次回の記事ではわたしなりの推察を述べてみようと思います。」
 

劇団 「今回の記事がドッペルゲンガー現象とは意外でした。」


CS 「実は今回は安倍首相の退陣に関するタイムリーな話題にしようと

    思っていたのですが話の流れでこうなってしまいました。」

 

劇団 「ボク、それも聞きたかったなぁ。」

 

CS 「でも、タイムリーな話題をあえて取り上げないのもいいですよね。」

 

 

 

 

※次回の記事更新日は9月10日になります。



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