(前回の関連記事は「意外な発見」です。)
同期現象
劇団 「前回の記事は『意外な発見』ということで、
これについてはわたし(CS)自身、カフェやバーでカウンターに
座っていると、なぜかゆったり微笑んでいるような楽しい気分になって、
店員、特に女性と仲良くなったりするんです。
自分でもこれが不思議で、
(この波動は誰かの波動を手本にしているはずだ。)
(元ネタは誰の波動なんだろう?)
と訝っていたのですが、若い頃に観た動画のブライアン・フェリーの
波動だと気づきました。

というエピソードを紹介したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「わたしから見るとブライアン・フェリーは(女・女・女・女・女・女)
という欲求で生きているリビドーの塊のような人間で、波動的にもギラついた
印象があったので、なぜわたしの潜在意識が彼を選んだのか不思議でした。」
劇団 「(潜在意識が彼を選んだのが不思議だ。)とは、
まるで赤の他人が選んだような言い方ですね。」
CS 「自分自身でも理解できないから文字通り『潜在意識』なんです。」
「以前、埼玉県在住の40代男性受講者Tさんを指導していた時に、
たまたま彼の知人の話が出た瞬間、わたしのみぞおちにグーッと
力がかかって眉間に皴がより身体が緊張した状態になりました。」
劇団 「それはどういう事でしょうか?」
CS 「これは受講者Tさんが知人に対して怒りの感情を抱いているために
その反応がわたしの身体に緊張状態として現れたわけです。」
劇団 「いわゆる波動感覚ですね。」
CS 「これに関連して、数年前にNHKで放送された
『超常現象 科学者たちの挑戦 2』という番組で
以下のような実験が紹介されていました。」

『テレパシーの秘密編』
女性脳神経学者のリアナ・スタンディッシュ博士は
脳の同期現象について研究している。
心と心とが通じ合うという体験を持つ被験者ペアを選び、
一人にはMRI装置(fMRI)に入ってもらい、ペアのもう一人には
個室で刺激的な映像を見せて同期現象が起きるかどうか調べる。
まず実験前に被験者のペアに互いに相手の事を考えるように伝え、
1人に白と黒との格子模様で赤いレーザーが6回点滅する映像が
5分間流れて脳に刺激を与える。
MRIのデータから、視覚野に於いて脳血流の現象が確認された。
それは脳活動の低下を意味していたが、時間軸で確認すると、
もう一人のペアが暗室で刺激映像を視ていた6回のタイミングと
見事に一致していたという。
CS「↑の実験では、離れた場所にいる2人の同じ脳の部位に
同時に同じ血流反応が測定されました。」
劇団 「まさに脳の同期現象ですね。」
CS 「人によってはこういう話は面食らうかもしれませんが、
わたしにとっては日常的な出来事です。」
「以前、ワインのテイスティング・セミナーに参加した時ですが、
進行役の女性が若くて不慣れな様子で、自然とこちらにも緊張感が
伝わってきて、わたしの身体がこわばって胸や額内部(脳)も
詰まった状態になりました。」
「周りの参加者もそれに同調していてギクシャクした雰囲気に
なっていました。」
「その時は、わたし自身が周天法でエネルギーが満ちてリラックスした
状態の波動に変化させて、胸のチャクラも開いて楽しい状態にして
進行役女性の脳のフリーズ状態も解除しました。」
「その後は、(これは言葉ではうまく説明できないのですが)
本質と繋がった状態を維持していたところ、進行役の女性や
参加者から緊張が伝わってこなくなり雰囲気も良くなりました。」
劇団 「まるで術みたいですね。」
CS 「確かに術の範疇に入るのかもしれませんが、
(オレは術をかけて周囲の人たちをマインドコントロールするんだ!)
みたいな事を考えるとダメなんです。」
「特に男は、女性が相手だとどうしてもそういう作為が入るから
うまく行きません。」
劇団 「CSさんは作為は無いんですか?」
CS 「わたしはただ周りの雰囲気を良くしてみんながテイスティングセミナー
を楽しめればいいな位の気持ちで行いました。」
「ただ、若い頃はこういう心持ちにはなかなかなれなかったです。」
「クンダリニー覚醒を経てハートチャクラが開いて数年経った頃から
こういう事が少しずつ体感できるようになってきました。」
「これは単に歳を取って丸くなったのとは違う気がします。」
劇団 「じゃあ、ずーっと作為が入ってうまく行かない人もいるんですね。」
CS 「特に(オレはボス猿だぁ!)(若い女性をマインドコントロール)
みたいな欲望丸出しのわかりやすいタイプの男性は、
かえって周りの女性たちの潜在意識に警戒感や不安感を
引き起こして露骨に嫌がられます。」
「本人は必死だけど、何をやってもうまく行かないタイプです。」
劇団 「でも、作為を抜くって難しいんじゃないですか?」
CS 「ですから人格と本質が繋がることが重要なのですが、頑張るほど
うまく行かない人にはそもそも分裂傾向があるために人格と本質が
一体化できないわけです。」
「普通の人でも本質と繋がるのは難しいのに、分裂傾向が強いタイプは
ほぼ不可能なケースもあります。」
「そういう人は無理しないであるがままに生きればいいと思うのですが、
なぜか必死になってもがく生き方を止められないんです。」
劇団 「神秘行とかしないと本質と繋がるのは無理なんですか?」
CS 「そこはケース・バイ・ケースで、生まれつき本質とのつながりが
しっかりしている上にハートのチャクラが開いている人が
ごく稀に存在します。」
「いわゆるレア物です。」
「そういうレア物タイプは性格も素直で人格と本質が合致しているため、
周囲の人々の助けを借りて自分の思い通りの人生を生きて成功する
ことが出来るわけです。」
「わたし自身はクンダリニー覚醒や丹道周天、その他チャネリング、
波動プログラミングで時間をかけて本質との繋がりを深めたわけで、
レア物の方々とは違って元々の素質はあまり無かったんです。」
「素質があまり無いから時間をかけて神秘行を実践する事により
パワーアップしながら試行錯誤で本質との繋がりを深めてきました。」
「時間をかけて試行錯誤しながら、遠隔気功指導で他人の気脈や
波動を開いたり、その他にも目的に応じていろいろ埋め込む実験を
15年以上続けてそれなりの知識と能力を身につけたわけですが、
これは元々本質と繋がる素質が希薄だったゆえの怪我の功名ですね。」
「逆に言えば、生まれつき成功者タイプの人は、わたしみたいに苦労して
超感覚やサイキック能力を開く必要が無いという事です。」
劇団 「先ほどから『クンダリニー』という言葉が度々出てきますが、
CSさんの変化にはクンダリニー覚醒が重要だったんですか?」
CS 「もともと他人の意識に影響を与える能力を自覚したきっかけは、
最初のクンダリニー体験で轟音と共に目の前が金色に光って
エネルギーが頭頂から突き抜けてからの出来事でした。」
「これは過去記事でも書いた事があると思うのですが、
クンダリニーを上げた当時のわたしは病院で働いていて、
ある日、仕事帰りにマクドナルドに寄って、たまに見かける
おそらく近所にある高校の学生であろうバイト女子店員に
Wチーズバーガーのセットを頼んだ時の出来事です。」
「その時、彼女が(Wチーズバーガーのセットですね・・・。)
と言いかけてたまたまわたしと目が合った瞬間に、彼女の瞳孔が
グワッと開いて意識が飛んだように表情が固まってしまったんです。」
「そのまま2,3秒固まった状態が続いてから、彼女の表情が元に戻って
(セットですね・・・。)と残りの言葉を言いかけました。」
「わたしは(なんだ今のは?)と驚いて、思わず彼女の顔を覗き込んだら
また目が合ってしまって、再び彼女の瞳孔がグワッと開いて、
意識が飛んだように表情が固まり、また2,3秒後に元に戻って
何事も無かったかのようにカウンターの奥に行ってしまいました。」
「彼女は瞬間的に自分の意識が2度も完全に飛んだ事には
全く気付いていない様子で、わたしは一連の出来事が不思議で
しょうがなかったです。」
劇団 「確かにそれは驚きますね。」
CS 「意識が飛んだ時の彼女の表情が、ドラクエのアニメで観た
魔法をかけられて目を開けたまま気を失った人のようで、
それが2回も繰り返されたわけで唖然としました。」
「ちょうどその頃、連絡を取っていた女性霊能者がいて
この出来事を話したら、
(クンダリニーでエネルギーが高まって、その子とよっぽど
深い所で繋がったのね。)
と言われて、(エエ―ッ!)と驚いたのですが、確かにそれから
仕事帰りに地下鉄に乗ったり、ショッピングモールで買い物を
していて彼女とばったり出会った事が5,6度ありました。」
「さらに数年後に、街でいきなり出会った事もあり、
(波動が繋がると無意識に引き合うものだな。)
と実感した記憶があります。」
劇団 「その子も波動が繋がった事には気づいていたんですか?」
CS 「波動が繋がった者同士特有の感覚でしょうか、お互いが
妙に相手に注意を向けている感覚はありました。」
「ただ、一度彼女が同じ学校の彼氏らしき男の子と一緒に歩いている
ところを見て、何か波動が繋がったわたしがいると2人の仲の邪魔を
してしまうような妙な罪悪感を覚えて、
彼女を見たらサササ!と姿を消すようにして、マクドナルドでも
あまり目を合わせないようにしていました。」
劇団 「逆に、CSさんの方が妙に気を使うようになったんですね(笑)」
CS 「それから目から発せられるエネルギーの使い方の重要性に気づいて
いろいろ試すようになりました。」
「先ほどのテイスティングセミナーの様に、相手から緊張感が伝わって
くるような場面では、こちらがリラックスした状態を作りながら軽く目を
合わせたりすると効果が倍増して、一瞬で相手の緊張が緩むんです。」
劇団 「目を合わせる事には意味があるんですね。」
CS 「これについて、面白い研究がありますので最後に紹介します。」
↓
『見つめ合った記憶は、二者間の脳活動の同期として痕跡を残す』
二者同時記録fMRIを用いた注意共有の神経基盤の研究
お互いが見つめ合い、お互いへ注意を向け合う状態は、
人が他者と複雑なコミュニケーションを行う前に必須な
準備段階と言えます。
この状態は、子供から成人へ成長する中で自然と獲得され、
互いに注意を向け合うことは、人が他者とコミュニケーションを
とる上での礎であると考えられます。
しかしこれまでの研究では、人が他者と見つめ合う時に
我々自身にどのような現象が起こっているのか、
さらには我々の脳内で一体何が起こっているのか、
詳細は明らかにされていませんでした。
今回、自然科学研究機構 生理学研究所 定藤 規弘教授と
小池 耕彦特任助教、名古屋大学 田邊宏樹教授らの
研究グループは、
二者がコミュニケーションをとっている際の脳活動を
同時に記録可能な特殊な機能的磁気共鳴画像装置
を用い、二者が見つめ合っている際の眼の運動(瞬きを含む)
と脳活動を観察しました。
結果、見つめ合いによってお互いに注意を向け合っている状態では、
瞬きを含む目の動きが二者間で同期するだけでなく、
大脳皮質下前頭回の活動が同期することがわかりました。
本研究結果は、2015年10月26日に米国科学誌ニューロイメージ誌
(Neuroimage)に速報版として掲載されました。
※次回の記事更新日は6月20日になります。
(コメント欄・アメブロメッセージを利用した質問について)
現在多忙なため、当ブログの記事内容に対するコメント欄、
アメブロメッセージを利用した質問は受け付けておりません。
(現在、アメブロメッセージへの返信は行っていません。)
コメント欄は記事に対する感想もしくは、こういう記事を希望する
という要望のみにしてください。
(その要望が記事になるかどうかは保証できませんが。)
また、特定のサイトや書籍、人物、団体、行法を紹介しようと
するコメントも禁じています。
上記の条件に反するコメントは掲載しません。
過去の記事へのコメントに対する返信もしておりませんので
ご了承ください。