前回の関連記事は「希少種」です。)
前頭葉
劇団 「前回の記事は『希少種』ということで、起業修行して20年後に生き残っている
企業生存率が0.3%という事実を例に出しながら、
スティーブ・ジョブズや孫正義のようなほんの一握りの成功者である
希少種の思考や行動を潜在意識に埋め込む行為は、身を滅ぼす
原因になると説明したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「ただ、前回の記事の更新後に受講者2人から、
(↓の人物は誰ですか?) という質問を受けました。」
CS 「それはこのブログを始めてしばらく経った頃に、わたしにケンカを売ってきた
脳科学気功系のY氏がいて、その方が販売しているPDFやDVDを全て
ヤフオクで集めて、徹底的に手法を研究したことがありました。」
「その方はかなりマイナーなのでほぼ誰も知らないと思いますが。」
劇団 「このY氏については、ボクもすごく気になりました。」
CS 「商材の内容やプロフィールから考察しますと、脳機能学者・苫米地博士の
理論を活用して商材を書いているフォロワーのような存在らしいです。」
劇団 「苫米地博士ではなかったんですね。」
CS 「先ほどの受講者の1人からも、
(Y氏ってことは、苫米地じゃないんですよね?)
と確認されたのですが違います。」
「これは過去記事にも書きましたが、普段からファーストクラスを利用している
ようなタイプは自分から喧嘩は売らないものです。」
「見栄を張ってビジネスクラスに乗って、もっと上に行きたいと
ガツガツしているタイプが自分からトラブルを起こすわけです。」
劇団 「『金持ち喧嘩せず』ってやつですね。」
CS 「ただ、わたしから見るとY氏の商材の内容は、苫米地理論を中心に
様々な催眠や瞑想について解説しているものなので、
あまり目新しさはありませんが、初心者には合っているような
印象を受けました。」
「例えば、DVD商材についても高評価のレビューを要約すると
↓のような内容でした。」
〈星5つのレビュー〉
DVDの全編がシンプルなコンセプトで貫かれている。
内容が深い。
わかりやすい。
内容(瞑想)を実践して、自分が怒りを覚える癖がわかった。
変性意識状態に入った感覚があった。
ここまで瞑想を詳しく説明し、その効能を謳ったものに出合ったことがない。
詳細はDVDを見てください。
メールでの質問には誠実に回答を頂いた。
劇団 「ずいぶん、評価がいいですね。」
CS 「ただ、手厳しい評価もあったので、こちらも要約します。」
↓
〈星1つのレビュー〉
内容は悪くないが、今の時代、この程度の情報は簡単に手に入る。
こういった精神的な分野は伝え方のうまさ、信頼感、やる気を出させる
カリスマ性が必要だが、それは一切感じなかった。
似たような書籍 DVDがたくさんある中で、わりと素人っぽい
この商品に高レビューがつくのは信じられない。
メールのやりとりをしたところ、「先生」と呼んでくださいと
書いてあり怖くなった。
メルマガで批判的なコメントが来るとムキになって弁解していて、
色々な意見を受け止められない姿勢に粘着性を感じた。
劇団 「ずいぶん、評価の内容が違いますが
どちらが本当だと思いますか?」
CS 「どちらも本当だと思います。」
「Y氏は、苫米地氏のような共感覚(超感覚)や波動感覚は皆無で
カリスマ性も無いので、その分、初心者にはとっつきやすく
逆に人によっては物足りなさを感じる。」
劇団 「なるほど。」
CS 「さらに星2つのレビューがあったので要約します。」
↓
〈星2つのレビュー〉
商材を購入してから、星5つの評価を入れて
くださいという依頼メールが送られて驚きました。
高評価が多いカラクリはこういうことかと納得しました。
もうすでに、星2で評価済みですと返事をしたところ、
しばらくしてから、わたしの評価のせいで売り上げが
半減したため、評価を削除してくださいという依頼の
封書が自宅まで届きました。
出品者は建設業界で働いていたそうなので、
根回しには抵抗がないのかと感じました。
しかし、少々脅迫じみた迫力があって怖く感じました。
劇団 「星の評価が下がっただけで売り上って半減するんですね。」
CS 「もしかしたらアンチなのかもしれませんが、それにしては
レビュー内容がリアルな印象です。」
「ここら辺が苫米地氏との違いで、苫米地氏なら
絶対こんなことはしないはずです。」
「どんな評価をされようが一切気にしない態度を他人にも、
自分自身にも押し通すのがカリスマ性という事ですよね。」
劇団 「うーん・・・。」
CS 「このようにY氏は初心者や教材を購入した人への対応はいいが、
苫米地氏のような物質的成功を収めていないので、
批判的な意見には、自分が成功する邪魔をされるような
不安を感じて、ついムキになって対応しトラブルを起こす
傾向があるという事なのでしょう。」
劇団 「それで数年前に、CSさんにもムキになってトラブったんですよね(笑)」
CS 「現実面ではさほどトラブったわけではないですし向こうも忘れている
のでしょうが、波動世界においては互いが完全にプラス・マイナスの
両極の存在に設定されて、
今後も周囲の人間を巻き込みながら強力な電位差を生み出していく
関係になっているという事ですね。」
「お互いそうなるべくしてあらかじめ決まっていたのでしょう。」
「今のところは、実際に遭遇しろという情報はわたしのところには
降りていませんが。」
劇団 「ずいぶん意味深な言い方です。」
CS 「人生、何が起きるかわかりませんからね。」
「最近、危険運転が話題になっていますが、たまたま前を走っていた車と
ちょっとしたことが原因でトラブって、結果として一方は家族が巻き込まれて
命を落として、他方は裁判にかけられる。」
CS 「何時、自分が被害者や加害者になるかもわからない。」
劇団 「確かに、車を運転していてカーッとなる時ってありますから。」
CS 「Y氏とも、何かがちょっと違っていれば、お互いに存在も知らないままで
無関係で済んだのかもしれません。」
劇団 「そう考えると、人の縁って怖いですよね。」
CS 「わたしはシャーマンとしての生き方を選んだわけですから、
どんな情報が降りてこようが実行する必要がある。」
「最近、虐待や危険運転、SNSを介した殺人など、様々なニュースを
見ていると、もし、自分が関係する立場になった時に本質と一体化して
どんな行動でも出来る心構えについて考えるわけです。」
劇団 「そういえば、前回の記事の最後にCSさんは、
ちなみにジャック・ドーシーの前頭葉からはサイキック系の
波動を感じます。
と言っていましたが話を聞きたいです。」
CS 「これについては、わたしは波動感覚を元に説明しようと思いますので
人によっては理解しづらいかもしれません。」
劇団 「それは了解です。」
CS 「以前、Twitter創業者ジャック・ドーシー氏の波動について
ジャック・ドーシーの波動を読むと普通一般人のような前頭葉の重さが無く、
逆に額のチャクラがぽっかり開いていて、そこから遠くの未来を見通している
ような明晰な意識を感じます。
と説明したことがあります。」
劇団 「憶えています。」
CS 「これに対して、幼少期から周囲の大人の言う事に従う傾向がある
優等生タイプで、勉強が得意だったり読書好きだが集団内での
コミュニケーションが苦手で社会に出てメンタルを病んでしまう人からは、
額の内側(前頭葉)がグーッと重くなり、そのせいで自然と頭が
前に屈みこむように動くとともに、胸が鉛が詰まっているように
苦しくなりハートチャクラが閉じてしまっている。
という波動感覚を受け取ることが多いです。」
劇団 「CSさんは額が重くなって前に倒れる感覚が来て
(水飲み鳥を連想する。)
と言っていました。」
CS 「これは極端な例ですが、現代人は多かれ少なかれ
前頭葉で波動が詰まって重くなっています。」
劇団 「それはどういう事でしょうか?」
CS 「過去記事で、人類の進化と波動感覚について
話したことがあります。」
(過去記事『はじめ人間』からの抜粋)
↓
劇団 「話は戻りますが、先ほど出て来たネアンデルタール人って
ホモサピエンス(現世人類)とは波動的に何か違うんですか?」
CS 「ネアンデルタール人の波動にシンクロして伝わってくる感覚を
一言で表現しますと、
高級ゴリラ
って感じですね。」
劇団 「高級ゴリラ(笑)」
CS 「わたしがチンパンジーとかゴリラなど類人猿の波動にシンクロすると、自然と
ウホウホ言いながら肩が上下に動き始め、同時に歯をむき出しにして感情を
表している感覚が伝わってきます。」
劇団 「まさに類人猿ですね。」
CS 「たまにストレス溜まりまくりのヒステリー女がこういう波動を出していますが。」
劇団 「(笑)」
CS 「それはさておき、ゴリラはチンパンジーよりは多少落ち着いているのですが
基本的に人間のような知性の存在は感じません。」
劇団 「ネアンデルタール人は違うんですか?」
CS 「ネアンデルタール人もウホウホ言っている感じはあるのですが、類人猿よりは
感情の発露がマイルドな感じがします。」
劇団 「それが高級ゴリラだと。」
CS 「仙道研究家 高藤聡一郎氏著『仙人になる法』の中で
以下のような記述があります。」
↓
われわれの性欲は、自律神経の中枢である視床下部の働きにより
引き起こされる。
これを意識作用として現わすのは、本能の座・大脳辺縁系である。
ところが男性の場合(動物の雄も同じ)知性の座である大脳皮質が、
ここに強いコントロールをかけている。
つまり、男性の場合、知性の高さと、性欲は反比例するわけだ。
例えば、日頃、知的仕事に従事する人は、一般に性欲が強くない。
逆に、あまり頭を使わない仕事に従事している人は、性欲がさかんである。
もちろん、体力の問題もからむから、一概にはいい切れない。
ただ、性欲の抑制という点では、知的な人ほど、これをよく行なっている。
女性はというと、ほとんど大脳皮質のコントロールをうけないという。
もっぱら本能に振り回されるというわけだ。
これも当然で、女性の場合、男性以上に性殖機能が種族保存に
かかわっているからだ。
とにかく意識を高めていくと、性欲をコントロールできるということだけでなく、
もっとつっ込んで、その中枢である視床下部を制御すると、
気が、完全に精(性エネルギー)に変わらなくなることも
経験的につかんでいた。
このあたりを、仙道では次のように表現しているので
参考までに書いておく。
小周天のあと、泥丸や丹田で、温養をしていると、光が見え出す。
やがて、この光は回り出し 丸い塊に変わる。
これを小薬といい、万病に効く薬という。
この段階のあと、大薬というものが発生する、と同時に、男性なら
馬陰蔵相という状態になる。
劇団 「大脳皮質によって視床下部を制御すると気が精に変わらなくなり、
小薬・大薬が出来るという高藤氏の記述は興味深いですね。」
CS 「これもわたしなりの考察はあるのですがそれはさておき、
わたしがネアンデルタール人の波動を類人猿よりマイルドに
感じる理由は、
歯をむき出しの類人猿よりは、ネアンデルタール人の方が
大脳辺縁系に対するコントロールが働いて本能に抑制を
かけている事にあるのかも知れません。」
劇団 「なるほど、大脳皮質が類人猿よりも働いているからウホウホ度も
違ってくるわけですね。」
「じゃあ、ホモサピエンス(現世人類)の波動にシンクロすると
どういう感じなんですか?」
CS 「ホモサピエンスはネアンデルタール人に較べると前頭葉に
エネルギーが集中しているように感じます。」
「前頭葉は、思考、判断、情動のコントロール、コミュニケーションといった
高度な分析・判断を司るとされていますから、ホモサピエンスが
生き残った理由は前頭葉の違いなのでしょうね。」
劇団 「なぜ、そんな違いが生じたのでしょうか?」
CS 「一説では、ホモサピエンスは声帯と長い咽を使って色々な言葉の発声が
可能だったのに対し、ネアンデルタール人は短かったので簡単な意思疎通
しか出来なかった。」
CS 「そのため狩りの際にも言葉によるコミュニケーションを密に取る事が出来ず、
加えて言語による思考能力が発達しなかったせいで計画的に狩りを行ったり、
自分たちが得た知識や技術を後の世代に伝える事が出来なかったわけです。」
「これが結果的に、前頭葉が発達し文化技術を発展させ続けた現世人類との
生存競争にネアンデルタール人が敗れた原因となったのでしょうね。」
(過去記事からの抜粋部分終了)
劇団 「CSさんが波動を読むと、
類人猿、ネアンデルタール人、ホモサピエンス(現生人類)
の差は、前頭葉の波動感覚の違いとして感知されるわけですね。」
CS 「そうなります。」
「そして、前頭葉の波動がマイナスの方向に変化した結果として
発生したのがウツ病です。」
「ウツ病の起源は紀元前3500年~のシュメール文明まで遡ります。」
劇団 「エッ、そんなに昔からあったんですか?」
CS 「わたしが感知するサイキックの波動は人類の進化と関係するわけです。」
劇団 「続きは次回ですね・・・・。」
※次回の記事更新日は2月20日になります。
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