(前回の関連記事は「空間」です。)
神秘行の素質ゼロ
劇団 「前回の記事は『空間』ということで、CSさんが職場から見える上空に
何かが浮かんでいる感覚を得たという話について、
ボクが(上空にあるのはUFOみたいに思ったんですけどね。)
という印象を受けたのに対して
CSさんは、
『わたしの感覚で言うと、そこだけぽっかり強い圧力(高エネルギー)を
発している楕円形の空間がある。』
と答えてUFOという考えを否定したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「その否定した理由として CSさんは、高藤聡一郎氏の 『仙人は時空旅行者か?』
から太玄女のエピソードを例に挙げて、
理論物理学でいうところのマルチバース理論(多元宇宙論)が近いのでは
ないでしょうか。
無数の多元宇宙があり、そこには人間の思考では理解不能な存在がいて、
それをUFOとか宇宙人などというのは人間がごく限られた低能な知覚と
思考によって生み出した幼稚な解釈に過ぎないわけです。
上っ面な言葉の解釈にこだわると本質が見えなくなります。
と説明していました。」
CS 「わたしは普段からスピリチュアル系のサイトやブログは極力見ないようにして、
実用書や興味のある分野の書籍を読むように心がけているのですが、
たまに受講者の方から話が出たサイトを見ると、上っ面の言葉に捕われて
本質から外れた意味のない議論を延々と続けていたりします。」
「そういうところを見ていると、
この議論に参加している人達は神秘行の素質はゼロだな。
と感じたりします。」
劇団 「具体的にはどんな感じなんですか?」
CS 「前回の記事で連想したのはホツマツタエについての体験でした。」
劇団「ホツマツタエの体験?」
CS「これはこのブログを始める前ですからかれこれ10年以上前の出来事に
なると思いますが、
その頃は丹道周天とクンダリニー上昇は体験した後で、宗教的な方向に進んだ
気功の元師匠と合わなくなり縁を切った数年後でした。」
劇団「以前の記事の話に出たクンダリニ・ヒーラーと出会った頃でしょうか?」
CS「おそらくクンダリニヒーラーと会ったさらに1、2年後だと思います。」
「当時はクンダリニーが活性化していて、脳内や全身の気脈に熱エネルギーが
流れて意識が高揚したり全身の感覚が鋭敏さを増していくという段階でした。」
劇団「(段階)ということは、クンダリーニのエネルギーは違う形態に変化したり
もするんですか?」
CS「クンダリーニのエネルギーは錬成を続けていると色々変化していくのですが、
それについての話は方向性がずれるので今回は割愛します。」
「今から振り返ると、当時のわたしがクンダリニーが活性化していた方向性は、
チャネリング能力の深化
だったのでしょうね。」
「その頃から日常生活の合間に自然と意識が無になって頭頂から高エネルギーの
流入を感じると同時に、頭の中に言葉が浮かんできたり声が聞こえるように
なっていました。」
劇団「へぇー。」
CS「そんなある時、特に用事もなかったのですがなんとなく街の中心部に出たくなって
駅前周辺をぶらぶらしていたんです。」
「 そして紀伊国屋書店が入っている建物の前に来た時に、
(この中に入れ!)
という声が聞こえてきました。」
「面白そうなのでそのまま建物に入り、 意識を無にして 体をリラックスさせるように
心掛けていたところ足が勝手に二階へのエスカレーターに向かって行きました。」
「そのままに二階フロアーに上がり足がむくままにぶらぶらしていたところ、
今でもはっきり覚えていますが、いきなり辺り一面が薄暗くなって
モノクロの映画のように灰色に見えたんです。」
「それと同時に右側から何かエネルギーを感じて自然とそちらを見ると
陳列棚の中心の辺りに白くピカッと光を発している本がありました。」
「思わず吸い込まれるようにその本に近づいて手に取ったところ、
右手から丹道(背骨内部)を通り右脳に光のようなエネルギーが
圧力感を伴いながら流入するとともに目がグワッと開いて、
自分のエネルギーが何かの波動領域と深い部分で繋がったような
感覚を得ました。」
「その途端に周囲の光景がいつものようにカラーになって、意識が目覚めた
ように覚醒しました。」
「おそらく気づかない内に深いトランス状態に入っていたのでしょう。」
劇団「それはどんな本だったんですか?」
CS「これ↓でした。」
劇団 「題が『言霊(ことだま) ホツマ』ですね。」
CS 「 わたしの受講者である程度の波動感覚が開いている人は、この表紙画像を
見ただけで強力なエネルギーを感じると思います。」
劇団「で、それからどうなったんですか?」
CS「本をパラパラ開いていたところ、見慣れない文字が並んでいる
頁がありました。」
CS 「文字を目にした瞬間に首がぐっと後ろにのけぞりました。」
「これについてはわたしがクンダリニーで頭頂が開いていたせいもあったと
思うのですがかなり強力な反応でした。」
「その時、直感的に文字の波動が上空にぽっかり浮かんでいる空間から
出ているような違う次元の波動のように感じたの覚えています。」
劇団 「かなり古い時代の文字に見えます。」
CS 「この後ネットで調べたところ、これはホツマツタエのヲシテ文字と
いうものだとわかりました。」
(Wikipediaより抜粋)
『ホツマツタヱ』は、「ヲシテ」なる文字(いわゆる『神代文字』の一つ)を
使っているいわゆる「ヲシテ文献」のひとつ。
(学会、学界、学者からは偽書とされている)。
しかし、『古事記』『日本書紀』の原書であると、現代研究の成果からの
報告もある。
五七調の長歌体で記され、全40アヤ(章)、10700行余、で構成された、
研究者によれば記紀の「原書」であるという、いわゆる「古史古伝」の
ひとつである。
その成立時期は、記紀との内容比較から『古事記』『日本書紀』よりも
古いという主張もあるが、写本の出現時期などからは少なく見積もった場合、
江戸時代中期までしか遡れない。
劇団「上の文中に(いわゆる「神代文字」の一つである)と書いていますが、
神代文字とは何ですか?」
CS「古代日本で使われていたとされる文字です。」
神代文字(じんだいもじ、かみよもじ)とは、漢字伝来以前に古代日本で
使用されたと紹介された多様な文字、文字様のものの総称である。
江戸時代からその真贋について議論の対象となっており、偽作と
主張されているものが多い。
古史古伝とかかわりが深い文字
ヲシテ - 『ホツマツタエ』に使われた文字。
カタカムナ文字 - カタカムナ文明で使われていたとされる。
サンカ文字 - 豊国文字を基にした三角寛の創作とされる。
豊国文字 - 『上記』(うえつふみ)において用いられる。
筑紫文字 - 筑後国の重定古墳にある壁画を文字とする見解。
琉球古字 - 琉球で占いに使われたという文字。
劇団 「こんなにいろいろな古代文字が伝わっているんですね。」
CS 「例えば、 過去記事で 『すぐそこにいる宇宙人』という本をちらっと
紹介した事があるのですが、
この作者もある時期からホツマツタエを読むようになったそうです。」
「実は宇宙系の波動と繋がり、チャネリングを始めるようになった人の中に
ホツマツタエを読むようになる人が結構いました。」
「それも本人は超古代文明にはそれほど興味がなかったのが、
わたしと同じく引き寄せられるようにホツマツタエの波動と
繋がるケースがありました。」
「最近はホツマツタエと繋がるパターンはだいぶ下火になってきましたが。」
「わたしが今まで指導した受講者の中にも、神秘行が深まって宇宙系の
波動と繋がると共にこうした超古代文明系の波動に引き寄せられる
タイプが一定数存在します。」
劇団「宇宙系の波動とホツマツタエが何か関係があるということですか?」
CS「ここでは詳しく書けませんがホツマツタヱには何かがあるんです。」
「ホツマツタヱのヲシテ文字を治療に使っている人もいるくらいです。」
劇団「どうやって治療に使うんですか?」
CS 「それは治療家によってまちまちですが、オシテ文字を患者の悪い所に直接書いたり、
書く替わりに文字が描かれたシールを貼ったり、レイキのマントラのように文字を
イメージして波動を患部に埋め込んだりもします。」
劇団「それで効果があるんですか?」
CS 「以前、指導中に体調の悪い受講者がいて、その人が超古代文明が好きで
たまたまホツマツタヱの話になり、試しにとわたしがオシテ文字をイメージした
波動を埋め込んだところ、身体が楽になって驚かれたことがあります。」
「わたしがオシテ文字を治療に使ったのはその時限りだったのですが、
実は以前来ていた受講者の中に超古代文明の波動と繋がって
ヒーリング能力が一気に開花した人がいました。」
劇団 「そんなことがあるんですね。」
CS 「このようにホツマツタエのような神代文字は波動が分かる人が
見れば一定の強力なパワーを持っているわけです。」
劇団 「でも、ホツマツタエは日本の学会では偽書とされてるんですよね。」
CS 「そのようですね。」
劇団 「あれ?CSさんは偽書とされているのは気にしないんですか。」
CS 「何度か過去記事でも書いたことがあると思いますが、
神秘行の本質というのは
①波動感覚を開き
②特定の波動と繋がり(召喚)
③コントロールして目的を達成する。
ということです。」
「ですから、ホツマツタエの波動を感知して、そのエネルギーとつながり
目的に沿ってコントロールすることができればそれで十分なんです。」
劇団「目的って何ですか?」
CS 「目的は人それぞれ違います。」
「チャネリングで何かの情報を得るために使う人もいるでしょうし、
治療に使う人もいれば、霊的攻撃に利用する人もいるかもしれない。」
「人によっては願望実現にも使えるでしょう。」
「わたしの場合は、ホツマツタエとシンクロしてから超古代文明の波動に次々と
繋がるようになり、色々な波動を術に利用できるようになりました。」
劇団 「人によって違うものなんですね。」
CS 「逆にわたしから見てどうしようもないなと思うのは、神秘行修行者でホツマツタエや
超古代文明について(本物だ!)(偽物だ!)とか延々と言ってるようなタイプですね。」
「真の神秘行者なら、
(本物か偽物か?)
ではなくて、自分が神秘行を行う目的について
(利用できるか、利用できないか?)
の観点で判断するはずです。」
「それが出来ずに、ホツマツタエは (本物か偽物か?)と言っている人間は
まともな波動感覚も無ければ、波動を現実に利用する能力も無いわけです。」
「本人が楽しければそれでいいのでしょうが、神秘行の上達という観点から見れば
神秘行の素質ゼロ
ということです。」
劇団「手厳しいですね。」
CS 「いえ、別にわたしは非難しているわけではなくて、そういう人は神秘行はやめて
※次回の記事更新日は9月10日になります。
(コメント欄の利用について)
当ブログのコメント欄では記事に対する感想のみを受け付けており、
質問に対する回答はしておりません。
また、過去の記事へのコメントに対する返信もしておりませんので
ご了承ください。